ベトナムの人気エリア！ハノイのおすすめ観光スポット20選紹介

ハノイは北部に位置するベトナムの首都です。政治と文化の中心であり、歴史的な文化遺産も数多く点在しています。またベトナムを代表する観光地「ハロン湾」へのツアーも多く、ハノイならではの楽しみ方があります。

ここではそんなハノイの観光おすすめエリアを20選紹介します。後半にはハノイの便利な移動手段も紹介するため、これからハノイ観光をお考えの方はぜひ参考にしてください。

ハノイのおすすめ観光エリア　定番から穴場まで20選を紹介

• ハロン湾
• タンロン遺跡
• ホーチミン廟
• ホアンキエム湖
• ハノイ旧市街
• ハノイ大教会
• 玉山祠
• 文廟（孔子廟）
• チョ・ドンスアン市場
• タンロン水上人形劇場
• 旧市街36通り
• ベトナム軍事歴史博物館
• バッチャン村
• ナイトマーケット
• オペラハウス
• 国家歴史博物館
• ホアロー収容所
• チャンクオック寺
• 女性博物館
• ハノイ駅

ハロン湾

「ハロン湾」はハノイからバスツアーなどで行ける、ベトナムを代表する観光名所です。ユネスコの世界遺産に登録されており、広大な海に大小3,000もの奇岩があります。季節を通して神秘的な風景が望める場所であり、ハノイに来たらここへの観光は欠かせません。広大な海は1日ではまわり切れないため、ハロン湾での1泊ツアーもおススメです。

アクセス	ハノイ市内からツアーバスにて3～4時間ほど
見どころ	「闘鶏岩」や「香炉岩」の有名な奇岩をチェック！鍾乳洞を見学できるシーカヤックもおすすめ
注意点	広大で1日ではまわり切れない。予め見学ポイントを押さえておくこと
その他のポイント	12～３月は冷え込むため防寒具必須。９～10月は台風シーズンで船が出ないことも

ハロン湾に関するより詳しい情報を知りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。

ベトナム旅人気No.1！ハロン湾観光の見どころ20選を紹介

タンロン遺跡

ベトナムの首都ハノイにあるタンロン遺跡は2002年に発掘が開始されたと同時に世界遺産に登録された場所です。タンロンという名はベトナム最初の長期王朝を築いたリー・タイトーが今のハノイへ遷都を行った際、黄金の龍が現れたという逸話があることからタンロン（昇龍）と名付けられました。中心区域にあるハノイ城は全体的に威厳のある雰囲気であり、建都1000年を記念した銅羅が有名です。敷地だけでもかなり広く、ゆっくり観光したい方は1日予定をあけておくのがおすすめです。

アクセス	ハノイのノイバイ国際空港から車で約60分
見どころ	楼上からは広大な宮城内を一望できる
注意点	広大なエリアなので歩きやすい靴がおすすめ
その他のポイント	遺跡は現在でも発掘作業が続けられており、作業の見学もできる

ホーチミン廟

ホーチミン廟（びょう）は、ベトナムの首都ハノイにある霊廟です。ベトナム南北の統一に生涯を捧げた英雄ホー・チ・ミンの遺体が安置されています。ベトナム戦争終結後の1975年に建立され、目の前には彼が独立宣言を読み上げた美しいバーディン広場があります。

アクセス	ハノイ駅からタクシーで約10分
見どころ	厳かな雰囲気の遺体安置施設、石造りの外観もチェック
注意点	ノースリーブでの入館、館内の写真撮影は禁止されている
その他のポイント	現地人の見学者も多く、外国人は専用の列に並ぶ必要あり

ホアンキエム湖

ホアンキエム湖は、ハノイの街の中心にある湖です。湖周辺には「大教会」や「玉山祠」など歴史的な文化遺産も多くあります。朝はジョギングを楽しむ人も多く、午後にはゆったりと湖を散策する人などがいて、市民の憩いの場となっています。湖の由来である「ホアンキエム」とは「還剣」を意味しており、15世紀に神様からもらった宝剣で中国軍を破ったレ・ロイ王が、湖から現れた亀に剣を返したという伝説があります。

アクセス	ホーチミン廟から車で約15分
見どころ	統一公園から大教会をはじめとした多くの観光スポット
注意点	スリや置き引きあり。夜間は特に注意
その他のポイント	グルメ街で食べ物には困らない。ベトナム風バゲットサンドイッチ専門店「バインミー25」は行列が並ぶほどの人気店

ハノイ旧市街

ハノイ旧市街地は「ホアンキエム湖」の北側エリアにあります。なかでも「36通り」と呼ばれる活気あふれるエリアは、バックパッカー向けの安いホテルやツアーデスクも多いです。昔ながらの商店街や土産物店、路上屋台などが立ち並び、異国情緒の雰囲気が楽しめます。ベトナムならではのお土産を購入したい人にもおすすめのエリアです。

アクセス	ハノイ空港からバスで50分ほど
見どころ	仏具関係の品々がそろう「ハンクアット通り」は必見
注意点	車の交通量が多いので横断には注意を
その他のポイント	旧市街の北端にある「ドンスアン市場」を覗いてみるのも楽しい

旧市街地は天候が良い日ほど写真映えする場所も多いです。ハノイの天候やベストシーズンを知りたい人はぜひ以下の記事も参考にしてください。

ハノイの気候 ｜ 一年で最も最適な旅行時期はいつ？

ハノイ大教会

ハノイ大教会はフランス植民地支配によって建てられた教会です。ネオゴシック様式の教会は多くのステンドグラスが施され、訪れる人を圧巻させます。歴史ある教会はところどころ壁面が崩れており、その様子がさらにノスタルジックな気分にさせます。教会周辺にはオシャレなカフェや雑貨店も立ち並び、フランス情緒も溢れています。

アクセス	ハノイ駅から1km、タクシー 10分。
見どころ	複雑な主祭壇、ステンドグラス、2つの正方形の塔、5つの鐘など
注意点	教会内は写真撮影可能だが、ミサが行われている時間は配慮を
その他のポイント	近隣には「チャーチャン」と呼ばれるレモンジュースが多数販売されているのでお試しを

玉山祠

玉山祠（ぎょくさんじ）はホアンキエム湖に浮かぶ小島、ゴックソン島にある神社です。入り口には「福」と「禄」という縁起の良い大きな文字があり、訪れるだけで不思議な力がもらえるパワースポットです。神社内にはホアンキエム湖の伝説と言われる大亀も祭られており、全長210cmの亀の剥製は見るだけでも圧巻されます。

アクセス	ハン コ(HANG CO)駅から2.5km、タクシー で約15分
見どころ	真っ赤なフーテック橋、寺院内部の豪華絢爛な装飾をチェック
注意点	寺なので露出の多い服で歩くのは禁止
その他のポイント	夜はライトアップされ、野外ステージのパフォーマンスがある日も多い

文廟（孔子廟）

文廟(ぶんびょう)は孔子廟（こうしびょう）とも呼ばれ、1070年に孔子を祀るために建立された建物です。広い境内はとても静かで緑深く、ゆっくり散策したい人にも向いています。境内の左右には亀の頭の台座を持つ大きな石碑が並んでおり、ベトナム最初の大学跡地でもあることから、多くの合格者の名前が刻まれています。

アクセス	ホーチミン廟から徒歩約20分
見どころ	日本で言う「学問の神様」的なスポットでもあり、合格祈願を願う人にもおすすめ
注意点	現地の社会科見学の子供達で混雑している時期もある
その他のポイント	ハノイ街中の喧騒から離れられる、自然豊かなスポットです

チョ・ドンスアン市場

ドンスアン市場は、旧市街地にあるハノイ最大の市場です。1階は食品、日用雑貨、2階は衣料品などが販売されています。歴史ある市場ですが一度火災により焼失し、現在の市場は昔の雰囲気を元に再建されたものです。市場の前にも屋台や露天商が多く並び、ここで食事を楽しめばハノイの日常生活が体験できます。

アクセス	ロンビエン駅から、0.1km
見どころ	3階から市場を見下ろすと圧巻の景色
注意点	営業時間は店舗によって異なる、スリに注意を
その他のポイント	入場料無料、カメラで撮影も可能

市場は基本的に人が多い場所なので、スリには気をつけましょう。ベトナムを訪れる際には以下の記事も参考にしてください。

ベトナム旅行の注意点　安全観光のための25のポイント

タンロン水上人形劇場

タンロン水上人形劇場は、ベトナムを代表する伝統芸能です。水の上を舞台に人形たちがダイナミックにパフォーマンスを行い、そのユーモラスな動きに癒されます。現地の言葉で行うものの、伝統楽器の演奏や人形たちの動きでなんとなく内容は理解でき、60分の演劇はあっという間に感じるでしょう。ハノイに来たらぜひ1度は観賞しておきたい世界的にも有名なパフォーマンスです。

アクセス	ハノイ駅から3km、タクシー15分で「ハノイ劇場」へ
見どころ	水中の仕掛けや、伝統楽器や民俗歌謡も見逃せない
注意点	人気なので直前のチケットはほぼ買えない。ツアーなどで早めに申し込みを
その他のポイント	約1時間の公演で11の演目が楽しめる

旧市街36通り

ハノイには近代的な新市街地と、11世紀の面影を残す「旧市街地」があります。旧市街地の中でも「36通り」と呼ばれるエリアは、かつて銀製品や漢方薬の販売が盛んだった古き良きエリアです。仏具が多い「ハンクアット通り」や、漢方薬を多く取り扱う「ランオン通り」など、散策するだけでも楽しいです。夜にはきらびやかなナイトマーケットも開催されます。

アクセス	ハノイ空港からバスで50分ほど
見どころ	衣料品や仏具、雑貨やお菓子などここならではのお店がたくさん並ぶ
注意点	旧市街地は入り組んでおり迷子になりやすい。「タンロン水上人形」をスタートかつ目印にしておくと良い
その他のポイント	朝早くから夜遅くまで営業しているので、いつの時間に訪れても楽しめる

ベトナム軍事歴史博物館

ベトナム軍事歴史博物館は、実際に戦争で使用された武器や弾薬、戦車などが展示されている場所です。1954年のディエンビエンフーの戦いや、1975年のサイゴン開放の戦いなどが詳細に展示されています。屋外にもリアルな武器や戦闘機が展示され、戦争の悲惨さを物語っています。

アクセス	ホーチミン廟から徒歩で約15分
見どころ	過去の戦争をジオラマで再現しており、言葉が分からなくても理解しやすい
注意点	カメラを持ち込む際には別途追加料金が必要。荷物は受付で預ける
その他のポイント	2階建ての展示室だけでなく、外観の展示物も見ごたえがある

バッチャン村

バッチャン村はハノイ近郊にある陶器の製造が有名な村です。先祖代々陶器づくりを続けている村には、ここでしか出会えない魅力的な陶器がたくさんあります。製造過程や工房の絵付け見学もでき、村全体がバッチャン焼きのテーマパークとも言えます。村を散策するだけでも異国情緒豊かな雰囲気が楽しめます。

アクセス	ハノイ中心から車で1時間ほど
見どころ	職人の繊細なろくろ回しや絵付けは必見
注意点	販売店では所狭しと陶器が並ぶので、割らないよう注意を
その他のポイント	陶器の価格は安く、大量買いをする観光客も多い

ナイトマーケット

ハノイは旧市街地のウォーキングストリートを中心にナイトマーケットが開催されます。金、土、日の毎週末18時～23時頃まで開催され、飲食店はもちろん、衣類やおもちゃ、お土産、工芸品など、さまざまな屋台が最大 4,000 軒も集まります。ここでしか買えないマニアックな商品がある上、値段も手頃です。

アクセス	ホアンキエム湖の北部より、ハンダオ通りを中心に開催される
見どころ	現地ならではの雑貨や飲食店
注意点	訪問者がかなり多いため、ゆっくり散策したい場合は19時まで到着するのが良い
その他のポイント	購入時は値引き交渉するのが一般的

オペラハウス

大劇場とも呼ばれるオペラハウスは、ハノイを代表する美しい建築物です。この建物は1911年にパリのオペラ座をモチーフにして建てられ、以降有名オペラの公演や有名アーティストのコンサートなどが開催されています。中の一般公開はされていないため、内部を見学したい場合はコンサートのチケットを購入しましょう。

アクセス	ハノイ駅から3km、タクシーで約15分
見どころ	夜はライトアップされ、豪華な外観がさらに優美になる
注意点	見学は外観のみ、入館するためのチケット購入は劇場わきの窓口から
その他のポイント	劇場の1階部分には豪華なレストランもある

国家歴史博物館

国家歴史博物館は、もともとフランス統治時代に税務署だった建物です。通りを挟んで2つの建物になっており、サイトAは歴史博物館、サイトBは革命博物館となっています。サイトAの建物は「フランスとインドシナ様式が融合した最高傑作」と呼ばれており、有名な建築家エブラールによって建てられたことでも有名です。

アクセス	ロンビエン駅から2km、タクシー 約16分
見どころ	AからBへと順番をまわると、ベトナムの歴史がよく分かる
注意点	カメラやビデオ持ち込みの際は別途料金が必要
その他のポイント	ベトナムの歴史に関する写真や資料があますところなく展示されている

ホアロー収容所

ホアロー収容所は、1896年の植民地時代にフランスによって造られた監獄です。植民地時代が終わったあともベトナム人民軍の捕虜収容所として使われた場所であり、入館すると「空気が変わる」のを実感する人も多いです。フランス支配に抵抗するベトナム人が捕らえられ、拷問される様子が分かり、壮絶な過去の過ちを訴えています。

アクセス	ハノイ駅から0.5km
見どころ	独房、集団房、拷問の道具などが多く展示されており、植民地時代の残酷さが分かる
注意点	ベトナムでもっとも残忍と言われていた監獄、ギロチンなどの展示物もある
その他のポイント	明るい入口とは裏腹に館内は暗い、ベトナムの哀しい過去も学べる希少な場所

チャンクオック寺

チャンクオック寺はタイ湖の東側キムグー島に位置するお寺です。ベトナム最古といわれる寺院であり、訪れるだけでご利益がもらえそうな雰囲気の良いお寺です。昔からタイ湖のシンボル的な存在である赤い塔の高さは約15mで、最上部には阿弥陀如来の宝石像があります。参道周辺は緑も多く、週末になると屋台なども出て散策エリアとしても人気があります。

アクセス	ホーチミン廟から車で5分
見どころ	赤い塔の「仏舎利塔」が有名。古代王族の避暑地としても有名で、夏でも木々があって比較的涼しい
注意点	市内からのアクセスはタクシーが便利だがぼったくりに注意を
その他のポイント	入場料は無料なので気軽に散策できる

女性博物館

女性博物館は、1995年にオープンしたベトナムの女性を紹介する博物館です。戦時中の女性たちの活躍や、少数民族の女性の衣装や暮らしなどが展示物を中心に紹介されています。見学エリアはゾーン毎に分かれており、ベトナム女性の歴史や宗教、信仰や工芸なども色鮮やかに展示されています。

アクセス	ハノイ駅から0.8km、タクシーで約5分
見どころ	ベトナム女性の立場の変化やライフスタイルがよくわかる
注意点	観光エリアも多い場所、効率よく歩くためには歩きやすい靴がおすすめ
その他のポイント	各国の女性との交流をはかる場所としても活躍している

ハノイ駅

最後に観光なら一度は訪れるであろうハノイ駅を紹介します。ハノイ駅は1902年にフランス統治時代に建てられたルネサンス様式の駅舎です。しかしベトナム戦争で中央部を空爆されてしまい、当時の面影が残るのは駅の両端のみです。大きな駅ですが構内にレストランなどはないので、飲食店は駅から出て探しましょう。線路は自由に立ち入ることができ、懐かしいディーゼル機関車などを間近で見学できます。

アクセス	空港からエアポートバスで約1時間
見どころ	駅構内のローカルな風景
注意点	線路内に立ち入り可能、写真撮影もできるが事故には十分気を付けて
その他のポイント	駅構内はカフェはないものの、周辺にはリーズナブルなカフェが点在する

ハノイ観光モデルコースを紹介

ハノイはベトナムの中でも有名な観光名所が多く、1日だけではまわり切れません。ここからは「定番名所めぐり」「ショッピングコース」「お散歩コース」「伝統工芸品めぐり」の4つのモデルコースを紹介します。ハノイに来たら次に紹介するコースを参考にして、効率よく観光しましょう。次に紹介するモデルコースは、いずれも1日でゆっくり散策ができるコースです。

定番観光スポットコース

ハノイに来たら絶対に外せない定番観光のコースを紹介。基本的に徒歩でまわれるコースなので、散歩がてら名所を見たい方にもおすすめです。

モデルコースの順番、名称	徒歩時間、特徴
1．ホーチミン廟	世界遺産であるタンロン城址もチェック
2．ベトナム軍事歴史博物館	1より徒歩10分、実際に戦争で使われた戦車などを見学できる
3．文廟	2より徒歩10分、緑豊かな境内を散策
4．ホアンキエム湖	3よりタクシーで約5分、グルメや見どころも多い湖畔周辺を散策しよう
5．国家歴史博物館	4より徒歩10分、ベトナムの歴史を学ぼう
6．旧市街地	5より徒歩10分、ノスタルジックな街並みを楽しもう

ショッピング観光コース

ハノイは美味しいグルメやここでしか買えない雑貨店も多いです。高級品から庶民的な価格で買えるニッチなショッピング観光コースを紹介します。

モデルコースの順番、名称	徒歩時間、特徴
1．オペラハウス周辺	オペラハウス周辺はブランド品が多く高級ブティックが立ち並ぶ
2．高級ベトナム料理を堪能	リッチな食事を堪能したい場合は、オペラハウス周辺にある高級レストランがおすすめ
3．大教会周辺	2より徒歩10分、大教会周辺は多くの店が立ち並び散策するだけでも楽しい
4．ハンガイ通り	3より徒歩2分、旧市街地の南端にあるハンガイ通りは「シルク通り」と呼ばれる。美しいスカーフやアオザイが買える
5、旧市街地	4より徒歩30秒で市街地エリアに。日本では見られない地元のお土産やナイトマーケットを楽しもう

お散歩コース

ハノイでゆっくり自然を満喫しながら歩きたい人は「ホアンキエム湖周辺」がおすすめです。湖畔周辺を歩きながら、ここにしかない観光名所もチェックしましょう。

モデルコースの順番、名称	徒歩時間、特徴
1．玉山祠	ハノイでも有名なお寺。寺院内にある巨大な亀の剥製は要チェック
2．タンロン水上人形劇場	1から徒歩7～8分、実際に使われている人形の展示もあり。公演は基本夜だけなので、外側から見学しよう
3．ハノイ大教会	2より徒歩15分、色とりどりの美しいステンドグラスは必見
4．ホアロー収容所	3より徒歩20分、植民地時代にフランスが造った監獄。ハノイの歴史を学ぶことができる
5．オペラハウス	4より徒歩15分、ライトアップされた夜の外観を見るのもおすすめ

伝統工芸を楽しむコース

ハノイ近郊には伝統工芸品を産出する村がたくさんあります。リーズナブルな価格で陶器なども購入できるので、良い旅の思い出になるでしょう。

モデルコースの順番、名称	徒歩時間、特徴
1．ドンホー村	ハノイ市街地より車で約1時間。世界的にも有名な「ドンホー版画」の村であり、16世紀より続く伝統工芸
2．バッチャン村	1より車で約1時間。村人の約9割が陶器づくりに従事する陶器の村。作業の様子を見学できる
3．画廊めぐり	2より車で約30分の「チェンティン通り」には、漆絵をはじめとした画廊ギャラリーがある
4．水上人形劇場観賞	3より徒歩10分、アートな1日を締めくくるにはベトナムを代表する伝統芸能「水上人形劇場」を観賞しよう

上記で紹介したハノイの観光スポットは、いずれもスマホがあれば簡単に検索できます。ハノイでのスマホ利用方法を詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

ハノイで携帯を使う方法3選｜長期滞在時のコツも紹介！

ハノイ観光の移動手段はこれ

ハノイの観光エリアは広いため、タクシーやバスを使うと便利です。タクシーの初乗りは約1万ドン、日本円で約60円程度なので、気軽に利用できるのも魅力です。

タクシー	観光名所の多いハノイはタクシー移動が便利。路上で拾うより、トラブルを回避するならホテルやレストランで呼んでもらおう。おすすめのタクシー会社は「ヴァンスアン・タクシー」や「ハノイ・タクシー」など
路線バス	路線バスの運行は概ね5時～21時頃。ハノイ周辺の路線バスはロンビエン・バスターミナル～バッチャンへのルートが便利。タクシーに比べると5分の1程度の料金で済むことが多い
シクロ	今では観光客のための乗り物になっているシクロ。ハノイ旧市街を散策し、オペラハウス周辺もまわることができる。呼び込みでのシクロはトラブルが多いため、旅行会社を通して利用するのがおすすめ
レンタルサイクル	ハノイでは2022年より公共自転車レンタル サービスが展開されている。旧市街地などの観光にはレンタルサイクルも便利。ただし交通量が多いので事故には要注意

まとめ

ハノイはベトナムの首都であり、ホーチミンに次ぐ第二の都市としても有名です。旧市街地やホアンキエム湖、ホーチミン廟などそれぞれに違った魅力のある観光スポットが多く、必ず訪れてほしいエリアです。また洗練されたレストランや、高級ホテルのあるエリアも多いため、特別な休暇を過ごしたい人にもおすすめ。世界遺産を見学したい人はもちろん、特別な時間を過ごしたい人もぜひハノイを訪れてください。