ベトナム南部の美しいビーチリゾート、「ムイネー」。
まだあまり知られていないベトナムの穴場観光スポットです。
この記事では
- ムイネー観光で外せないおすすめポイント7つ
- ムイネーの観光基本情報
などを徹底解説。
ムイネーへの旅行を考えている人、他の人とはちょっと違った旅行先を探している人、必見です。
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Contents
- 1 「ムイネー」ってどんなところ?
- 2 ムイネー観光で外せないおすすめスポット・アクティビティ7つ
- 3 まとめ「ムイネー」
「ムイネー」ってどんなところ?
日本人にまだあまり馴染みのない「ムイネー」。
ベトナム好きならまだしも、一般的な日本人で知っている人は少ないでしょう。
まずはムイネーとはどんなところか、交通手段やホテルなど基本的な情報をご紹介します。
ベトナムの穴場観光スポット「ムイネー」
ムイネーはベトナムにあるビーチリゾートです。ベトナムのビーチリゾートというとニャチャンが有名ですが、欧米人の間ではかなりポピュラーなエリアで、美しい自然景観と穏やかな雰囲気が楽しめます。
ホーチミン市から約200キロメートル東に位置する「ムイネー」は、長い砂浜や背後に広がる赤い砂丘、穏やかな雰囲気の漁村が有名です。ビーチ沿いにはリゾートホテルやバンガローが点在し、観光客にリラックスした滞在を提供しています。
ムイネーの名所の一つである「レッドサンドデューン(赤砂丘)」は、壮大な砂漠のような風景を楽しむことができ、サンドボーディングや砂丘の散策が人気です。また、「ホワイトサンデューン(白砂丘)」と呼ばれるエリアもあり、ここには広大な砂漠と美しい湖が広がっています。多くの観光客が訪れるフォトジェニックな場所です。
さらに、ムイネーには「フィッシュマーケット」や「チャンバータワー」などの観光名所もあります。フィッシュマーケットには新鮮な魚介類が売られ、地元の生活を垣間見ることができます。チャンバータワーは歴史的な建造物で、ベトナムの歴史や文化に触れることができる場所です。
歴史から自然まで、リラックスした空気の中で幅広く楽しめる「ムイネー」。
知る人ぞ知る、おすすめの観光スポットです。
ムイネーへのアクセス
ムイネーへのアクセスは、主にホーチミン市からの移動となります。ホーチミン市の中心からムイネーまでは約200キロメートルの距離があり、バスやタクシー、またはプライベートカーを利用することが一般的です。バスは、ホーチミン市内の主要なバスターミナルから出発しており、所要時間は約4〜5時間。料金も比較的リーズナブルで、旅行者にとって手軽な移動手段です。
ホーチミン市からムイネーへの鉄道もありますが、バスや車に比べて本数が少なく、時間帯も限られているため利用者は少ないです。しかし鉄道での移動は景色を楽しむことができるため、ゆったりとした旅を好む方にはおすすめです。
ちなみにムイネー観光をする方の多くはホーチミン市での旅行を楽しんでから訪れることも多いです。ホーチミンに関する情報を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
ベトナムの最大都市!ホーチミンおすすめ観光スポット20選を紹介
ムイネーのベストシーズン
ムイネーのベストシーズンは、乾季にあたる12月から5月までの期間です。この時期は降水量が少なく晴天が続くため、ビーチでのアクティビティや観光に最適な気候となります。気温も比較的穏やかで日中は30度前後、夜間は涼しく過ごしやすいです。
特に12月から2月は、風が強くなる時期でもあります。ムイネーは風を利用したカイトサーフィンやウィンドサーフィンのメッカとして知られており、このシーズンには多くのサーファーが訪れビーチが賑わいます。
逆に雨季にあたる6月から10月は、ムイネーを訪れる旅行者は少なくなります。この時期は短期間の激しい雨が降ることがあり、ビーチでのアクティビティには不向きです。しかし観光客が少ないため、静かに過ごしたい人や、安価な宿泊施設を探している人には適しています。また雨季でも一日中降り続くわけではないので、短期の旅行であれば楽しむことができます。
ムイネーのホテル
ムイネーはダナンやニャチャンなどに比べるとホテルは少ないです。それでもリゾートホテルから手頃なバンガローまで、一通りは揃っています。
ビーチフロントのリゾートホテルの多くは、プールやスパ施設があり、贅沢な滞在が楽しめます。
予算を抑えたい旅行者には、アットホームな雰囲気のバンガローやゲストハウスも人気です。
特にメインストリートであるグエンディンチウ通り沿いにあるオーシャンビューのホテルは、市街地にも近く食事にも便利でおすすめです。1泊~10,000円と気軽に泊まれる値段でありながら施設も充実しているところが多く、贅沢な経験ができます。
ムイネーの交通手段
ムイネーでの主な交通手段にはタクシーやバイクタクシー、バスがあります。
観光客にとってもっとも使いやすいのがタクシーです。初乗り料金は約50~90円、その後1km毎に110円程度加算されるのが相場となります。
バイクタクシーは短距離の移動に便利ですが、運賃は事前に交渉しなければなりません。バスは約100円でいろいろな場所に行けますが、路線図なども用意されているわけではなく観光客が使いこなすのは難しいでしょう。
ムイネーの観光基本情報
時差 | -2時間 |
言語 | ベトナム語 |
通貨 | ベトナムドン(VND) |
服装 | 雨季は雨具が必須。乾季は日中35度を超えるときもあるため、ビーチリゾートエリアのためTシャツなどの涼しい服装が適切。どちらの季節も昼間と夜間で寒暖差があったり室内に冷房がきいているため上着があると便利。 また寺院に入るときなどは、膝上丈のショーツやスカート、ノースリーブのシャツなどは避けた方が良い場合もある。 |
治安 | 治安は基本的に良好。しかし観光客をターゲットにしたスリやひったくりには注意が必要。 |
本サイトではムイネー観光だけでなく、以下ではベトナム旅行の注意点も紹介しているのでぜひ参考にしてください。
ムイネー観光で外せないおすすめスポット・アクティビティ7つ
ムイネーにはさまざまな観光スポットがあります。また体験型のアクティビティも多いです。
ムイネー観光に来たなら絶対に外せないおすすめスポットやアクティビティをご紹介します。
【ムイネー観光おおすすめポイント①】ビーチ沿いでリラックス
ムイネーは港町であり、ニャチャンのようにいたるところにビーチスポットがあるわけではありません。
そのためビーチでの滞在となると、メインストリートであるグエンディンチウ通り沿いにあるホテル前のビーチが基本的な選択肢になります。
時期にもよりますがムイネーのビーチは人がそれほど多くなく、リラックスした時間をすごすのにピッタリです。
ビーチ沿いにはカフェやバー、レストランが点在しており、海を眺めながら食事や飲み物を楽しむことができます。特にシーフード料理は新鮮で美味しく、ローカルの味を堪能できる絶好の機会です。また夕方には美しいサンセットを見ながら、ビーチサイドでのディナーも楽しめます。
なおホテル前のビーチにある椅子などは、ホテルが管理している備品であることがほとんどです。そのためホテル宿泊客以外が無断で使うと注意される可能性もあります。備品貸し出しなどのサービスをしているところも多いため、そちらに声をかけてから利用するようにしましょう。
【ムイネー観光おおすすめポイント②】サーフィン・カイトサーフィン
ムイネーはその風向きと波のコンディションから、サーフィンやカイトサーフィンのメッカとして知られています
特に、12月から5月の乾季には、安定した風と適度な波が立ち、初心者から上級者まで楽しめる絶好の環境です。この時期のムイネーのサーフィンビーチには世界中からサーフィンやカイトサーフィンの愛好者が集まり、賑わいを見せます。
サーフィンやカイトサーフィンを楽しむには、ムイネーのビーチ沿いにあるサーフショップやスクールを利用するのが便利です。初心者向けのレッスンを提供する店も多く、インストラクターが基本的な技術や安全面を丁寧に教えてくれます。用具のレンタルもあるため、手ぶらで訪れても楽しむことができます。
また上級者向けのレッスンやガイドサービスもあり、自分の技術をさらに磨きたい人には最適です。
【ムイネー観光おおすすめポイント③】イエローサデューン・ホワイトサデューン
ムイネーの象徴的な観光スポットといえば、「イエローサデューン」と「ホワイトサデューン」。まるで砂漠のような風景を楽しむことができる、ムイネー訪問時にはぜひ足を運びたい場所です。
イエローサデューン
イエローサデューンはムイネーの中心から近い、広大な黄色い砂丘が広がるエリアです。誰でも自由に入ることができます。子供たちがプラスチックのそりを貸し出しているので、借りてサンドボーディングを楽しむことができます。そりを返すときには30,000〜50,000VNDほどを渡してあげましょう。
ホワイトサデューン
ホワイトサンデューンは純白の砂が広がるエリアで、ムイネーの北東約30キロメートルに位置します。ここでは四輪バギーやジープツアーなどのアクティビティが楽しめ、広大な砂丘を駆け巡るスリル満点の体験ができます。アクティブ派にぴったりです。
これらの砂丘を訪れる際は、朝早くや夕方の時間帯が特におすすめです。日中は非常に暑くなるため、日焼け止めや帽子、水分補給を忘れずに準備しておくと良いでしょう。砂丘の上からの風景は、フォトジェニックなスポットとしても人気です。
なおホワイトサデューンは個人ではアクセスしづらいので、ツアーを利用すると良いでしょう。またツアー利用ならホワイトサデューンとイエローサデューンを1日で楽しむこともできます。
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【ムイネー観光おおすすめポイント④】漁村・フィッシュマーケットの散歩
もともとムイネーは漁村であり、今もベトナムの伝統的な漁業の生活を垣間見ることができます。特に早朝には、漁師たちが新鮮な魚を市場に運び込む光景が見られ、漁村ならではの雰囲気と活気を感じるでしょう。フィッシュマーケットでは、地元の人々が新鮮な魚介類を購入する様子などを観察できるだけでなく、観光客も購入してその場で調理してもらうことができます。
漁村の散歩は、観光地としてのムイネーとは異なる地元の生活や文化に触れる良い機会です。狭い路地や伝統的な家々、漁船が並ぶ港の風景は、どこか懐かしく写真映えするスポットでもあります。また漁村の近くには小さなカフェや屋台もあり、地元の人に混じってローカルフードを楽しむことができます。
漁村での滞在時間は朝が最適で、この時間帯には市場が最も活気に満ちています。また、漁師たちと交流することで、彼らの生活や仕事についての話を聞くこともできます。英語が通じることは少ないですが、温かい笑顔と身振り手振りでのコミュニケーションが楽しめるでしょう。
【ムイネー観光おおすすめポイント⑤】ファンティエットで街歩き
ムイネーから車でほど近いファンティエットは、ムイネーの旅にもう一つの魅力を加えるスポットです。ファンティエットは観光地化されていないためムイネーに比べてさらにローカル色が強く、ベトナムの日常生活を感じることができます。ファンティエットの街歩きは、地元の市場や歴史的な建物、美しい川沿いの風景を楽しむ絶好の機会です。
まず訪れたいのは、地元の市場です。新鮮な食材やお土産品が並ぶ市場では、地元の人々の生活を間近に感じることができます。市場内の屋台では、フォーやバインミーなどのベトナム料理を楽しむことができ、観光の合間のひと休みとしてもおすすめです。
次にファンティエットの名所であるチャンタワーを訪れてみましょう。この歴史的な建造物は、チャンパ王国時代の遺跡で、ベトナムの歴史や文化を感じることができます。また、ファンティエットの川沿いには風光明媚な景色が広がっており、散歩やボートツアーを楽しむことができるほか、フォトジェニックで写真撮影にもぴったりです。
【ムイネー観光おおすすめポイント⑥】スパ・リラクゼーション
ムイネーは美しい自然環境に囲まれたビーチリゾートで、リラクゼーションのためのスパ施設が点在しています。多くのリゾートホテルには専用のスパが併設されており、リラックスしたひとときを過ごすことができるでしょう。
スパでは伝統的なベトナムのマッサージからアロマセラピー、ホットストーンマッサージまで多様なメニューが揃っており、日々の疲れを癒すのに最適です。
特にムイネーのスパは自然の美しさを取り入れた設計が多く、トリートメントルームからは海の景色を楽しむことができる場合もあります。オープンエアのスパでは、心地よい海風を感じながらリラクゼーションを堪能することができ、心からリラックスできるでしょう。
スパ施設の選び方としては、滞在先のホテル内のスパを利用するのが手軽でおすすめです。また街中には独立したスパ施設も点在しており、価格がリーズナブルなところも多いです。地元のスパならではの雰囲気を楽しみたい方には、こうした施設もおすすめです。
【ムイネー観光おおすすめポイント⑦】ムイネーのローカルフード
ムイネー旅行の楽しみの1つが食事です。
このエリアの食文化は新鮮な魚介類を活かした料理が中心で、ムイネーのレストランや市場では、新鮮な魚やエビなどを使った料理が楽しめます。
フィッシュマーケット
ムイネーでの食体験を語る上で外せないのがフィッシュマーケットです。早朝から賑わう市場では、漁師たちがその日の朝に獲れたばかりの魚介類を販売しています。観光客も新鮮なシーフードを購入することができ、いくつかの市場ではその場で調理してもらうことも可能です。市場を散策しながら新鮮な海の幸を味わうのは、ムイネーならではの体験です。
ローカルレストランと屋台
ムイネーには多くのローカルレストランや屋台があり、手頃な価格で美味しいベトナム料理を楽しむことができます。特におすすめなのが、「フォー」や「バインミー」といった定番のベトナム料理です。フォーは、米粉の麺に牛肉や鶏肉をトッピングしたスープ料理で、朝食にぴったりです。バインミーは、フランスパンに肉や野菜、パテなどを挟んだサンドイッチで、手軽な軽食として人気があります。
リゾートホテルのレストラン
高級リゾートに宿泊する場合、ホテル内のレストランも見逃せません。これらのレストランでは、地元の食材を使った創作料理やインターナショナルなメニューが提供され、優雅なダイニング体験が楽しめます。特に、シーフードディナーやビーチサイドでのバーベキューは、ムイネーの美しい景色と相まって忘れられないひとときとなるでしょう。
まとめ「ムイネー」
ムイネーは知る人ぞ知るベトナムのビーチリゾート。
ベトナムの有名リゾートエリアであるニャチャンと比べると規模も小さく、典型的な豪華リゾートをイメージしていくとがっかりするかもしれません。
しかしその分人も少なくのんびりとした空気が漂うムイネーは、都会の喧騒を忘れリラックスするのにぴったりのエリアです。
またホワイトサデューンといったアクティブに楽しめる場所やチャンパ王国時代の遺跡といった歴史をかんじる場所もあり、アクティブ派から歴史散策派まで幅広く楽しめるでしょう。
さらに漁村であるムイネーはシーフードを使ったローカル料理も◎。
ぜひ次の旅行計画に「ムイネー」を検討してみてください。