日本人に人気の旅行先、ベトナム。

さまざまな楽しみ方ができる国ですが、実際に旅行するといくらかかるのかは気になるところです。

この記事では

  • ベトナム旅行ツアー平均費用
  • ベトナム旅行航空券やホテルなど項目別の費用
  • ベトナム旅行費用の節約方法

などを解説します。

ベトナム旅行を検討している人、ベトナムに興味がある人、必見です。

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ベトナム旅行に必要なもの8つとそれぞれの費用

まずはベトナム旅行をする際に必要となる費用を、項目ごとにご紹介します。

【ベトナム旅行費用①】航空券(往復)

ベトナム旅行の費用で、大きなウェイトを占めるのが航空券。

料金の一例として、成田⇔ハノイの航空券を見てみましょう。

成田⇔ハノイの航空券代は、一般的に以下のようになっています。

ローシーズンハイシーズン
LCC(ベトジェット)
約22,000円
約85,000円
フルサービスキャリア(JALなど)約85,000円約345,000円

※受託手荷物/機内食等含まず

上記のように日本⇔ベトナムの航空券代はエコノミークラス利用で、往復約2.3万円~約35万円と非常に幅が広くなっており、一概に「ベトナム⇔日本の平均航空券代はいくら」と言い切れないのが現状です。

航空券代が幅広い理由は2つです。

  1. 日本⇔ベトナム間は航空会社・行程の選択肢が多い
  2. ベトナム旅行はハイシーズン・ローシーズンがはっきりしている

1.日本⇔ベトナム間は飛行機の選択肢が多い

まず日本⇔ベトナム間は、直行便から韓国経由便などいろいろなものがあります。

基本的に経由便の方が安いです。

またLCCを含むさまざまな航空会社が日本⇔ベトナム間を運航しているため、航空会社によりかなりの差がでます。

例えば同じ日にち・ほぼ同じ時間帯の飛行機を選んでも、LCCのベトジェット・エアなら往復4万円代なのに、フルサービスキャリアのシンガポール航空ではその4倍の16万円代ということも珍しくありません。

このように日本⇔ベトナム間は、その行程からキャリアの種類まで選択肢が多いため、似たような日程であってもかなりの価格差がでるのです。

2.ベトナム旅行はハイシーズン・ローシーズンがはっきりしている

ベトナムは、観光のハイシーズン・ローシーズンがかなりはっきりとわかれる国です。

観光のローシーズンとなる雨季には一日中雨が降り続く地域も多く旅行には不向きなため、結果として需要も少なくなり航空券も安くなります。

同じ航空会社・行程で日本⇔ベトナムを往復したとしても、ローシーズンの航空券代と比べるとハイシーズンはその4倍以上ということもあるのです。

ベトナム旅行の費用は、結局のところ航空券代次第と言っても過言ではありません。

ちなみにベトナムのハイシーズン・ローシーズンは、エリアによって異なります。季節について詳しく知りたい方は、ぜひ以下に紹介する記事も参考にしてください。

ベトナム北部の気候を徹底解説!|服装やおすすめシーズンも紹介

ニャチャンの気候 | 一年の中でベストな旅行時期は?

【ベトナム旅行費用②】ホテル

ベトナムにはバックパッカー向けのドミトリーから高級リゾートホテルまでさまざまなホテルがあります。

ベトナム旅行の場合、基本的に1泊1万円程度(2名利用)の費用を見ておけば、綺麗で快適なホテルに泊まれるでしょう。

ベトナムのホテル代は高騰してきてはいるものの、まだまだ日本国内と比べれば安いです。

例えばヒルトン系列の5つ星ホテル「ヒルトンハノイ」は、最安値であれば1泊100ドルあたりから泊まることができます。

バックパッカー向けのドミトリーなら、1泊数百円から泊まることも可能です。

もちろんハイシーズンのときは希望する宿泊先がいっぱいで泊まれないということもありますが、一般的には自分の予算に合わせてさまざまな選択をすることができます。

【ベトナム旅行費用③】食事

旅行の楽しみの1つ、食事。

ベトナムにはローカルな屋台から高級レストランまで、幅広い食事の選択肢があります。

もちろんどこで食べるか、何を食べるかにより値段は違いますが、基本的には1日あたり約3,000円の食費を見積もっておけば、ストレスなく自分の好きなものが食べられるでしょう。

なお1回の食事の費用の目安は以下の通りです。

※1VND=0.005円で計算

ローカルの食堂約50,000VND~90,000VND(約250円~450円)
観光客向けのレストラン約100,000VND~220,000VND(約500円~1,100円)
リゾートホテル内のレストラン約250,000VND~(約1,250円~)
屋台での軽食約30,000VND~70,000VND(約150円~350円)

ベトナムも食費が高騰してきてはいますが、それでも日本に比べると安く食事をとることができます。

【ベトナム旅行費用④】交通費

ベトナムの移動手段としては、都市部ではタクシーが一般的です。

ローカルバスもありますが英語が理解できる常務員は少なく、また路線も複雑なため旅行者向けではありません。

タクシーの場合(タクシーによって変わってきますが)初乗り料金は約50~90円、その後1km毎に110円程度加算されるのが相場となります。

近郊を回るのであれば、交通費として1日あたり1000円~1500円程度を見積もっておけば良いでしょう。

空港と主要都市をタクシーで移動する場合は、以下の値段が目安です。

タンソンニャット空港~ホーチミン市内約150,000VND~200,000VND(約750円~1,000円)
ノイバイ国際空港~ハノイ市内約350,000VND~450,000VND(約1,750円~2,250円)
ダナン国際空港~ダナン市内約50,000VND~60,000VND(約250円~300円)
ダナン国際空港~ホイアン市内約370,000VND~400,000VND(約1,850円~2,000円)

なおベトナムには「白タク」と呼ばれる偽物のタクシーがあり、法外な値段を請求したり遠回りしたりといったことが絶えません。相手からしつこく乗車を勧めてきたり、シールでロゴを入れている車体は気をつけましょう。

最近ベトナムでは配車アプリ「Grab」の利用が一般的になってきています。特に都市部では利用価値が高く、ぼったくりや遠回りの心配もないため大いに活用したいものです。料金に関してのトラブルや、旅行中に気を付けたいことは、以下の記事でもまとめてあるのでぜひ参考にしてください。

ベトナム旅行の注意点 安全観光のための25のポイント

【ベトナム旅行費用⑤】オプショナルツアー

ベトナムにはビーチから遺跡までさまざまな見どころがあります。

効率的に見て回りたいのであれば、オプショナルツアーが便利です。

また何度もタクシーを利用するよりも、ツアーで見て回った方が安くなることも珍しくありません。

基本的なオプショナルツアー費用の目安は以下の通りです。

  • 市内をまわる半日ツアー・・・約3,000円~8,000円
  • 市内から郊外をまわる日帰り(1日)ツアー・・・約5,000円〜10,000万円
  • 市内から近郊をまわる日帰り(1日)ツアー・・・約10,000円~25,000円

※日本語ガイド付き、ハイシーズンは、上記ツアー費用目安よりも高くなります。

日本語ガイド付きの具体的な主要都市発着ツアーの費用一例をご紹介します。

(参考 サザンブリーズ)

ホーチミン市内発着メコン川デルタクルーズ
(1日)
7,200円~
市内プライベートツアー(半日)6,600円~
ブンタウツアー
(1日)
15,000円~
ダナン市内発着ダナン市内観光
(半日)
8,500円~
フエ観光
(1日)
17,900円~
ミーソン遺跡観光
(1日)
12,200円~
ニャチャン市内観光ニャチャン市内観光
(半日)
11,300円~
体験ダイビング・2本
(1日)
18,800円~
泥温泉・エステ
(半日)
11,300円~

ベトナムで人気のツアーを知りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。

【ベトナム・ホーチミン旅行特集】お得に楽しむ!現地発着ホーチミン旅行のおすすめツアー!

【ベトナム旅行費用⑥】お土産

ベトナムのお土産といえばベトナムコーヒーが有名ですが、その他にもさまざまな選択肢があります

ベトナム旅行で人気のお土産とそのおおまかな値段を紹介します。

1. ベトナムコーヒー

値段: 100,000~200,000 VND(約500~1,000円)

ベトナムはコーヒーの名産地で、特にロブスタ種のコーヒーが有名です。地元のカフェで販売されるパッケージコーヒーはお土産として人気です。

2. 蓮茶(ロータスティー)

値段: 50,000~150,000 VND(約250~750円)

蓮の花の香りが特徴の蓮茶は、リラックス効果があり、お茶好きの方へのお土産に最適です。

3. ライスペーパー

値段: 30,000~60,000 VND(約150~300円)

ベトナム料理の代表的な食材であるライスペーパーは、自宅で生春巻きを作る際に重宝します。

4. ベトナムシルク製品

値段: 100,000~500,000 VND(約500~2,500円)

シルクスカーフやシルク製の小物は、美しいデザインと手触りが魅力です。

5. 磁器製品(バッチャン焼き)

値段: 50,000~300,000 VND(約250~1,500円)

ハノイ近郊のバッチャン村で作られる磁器は、手描きの美しいデザインが特徴で、食器や花瓶などが人気です。

6. ベトナムスパイス

値段: 20,000~100,000 VND(約100~500円)

特にフォーやベトナム料理で使われるスパイスセットは、料理好きの方に喜ばれます。

7. 手工芸品(竹製品)

値段: 50,000~200,000 VND(約250~1,000円)

ベトナムの伝統的な竹製品は、籠やランプシェードなど、実用的かつ美しいデザインが特徴です。

ただしこれらの値段は買う場所や品質によって差があります。

コーヒーならスーパーで買う、手工芸品ならローカルの市場で値段交渉するなど工夫することで、値段をおさえることも可能です。

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【ベトナム旅行費用⑦】旅行保険

海外旅行に行くのであれば万が一に備えて旅行保険は必須です。

思いもよらないケガをして入院…ということになっても、日本の保険は適用されないため高額な支払いが発生してしまう可能性があるからです。

また一般的に旅行保険には盗難などの被害補償があるため、何かあったときにも安心です。

海外旅行保険の費用の目安は以下の通りです。

【ベトナム海外旅行保険費用】

  • 2泊3日:約1,480円~
  • 3泊4日:約1,590円~
  • 4泊5日:約1,840円~
  • 6泊7日:約2,420円~

※傷害死亡・後遺障害・治療費用・疾病死亡1000万円/賠償責任1億円/携行品損害30万円/救援者費用1000万円/航空機寄託手荷物遅延等費用10万円

旅行保険で補償される内容は、加入する保険プランやオプションによりさまざまです。

自分の旅行の行程や予定しているアクティビティなどを考慮に入れ、自分に合った旅行保険を選ぶようにしましょう。

【ベトナム旅行費用⑧】Wi-Fiなど通信費

日本の携帯電話をそのまま現地で使うと、契約しているプラン次第ではベトナムでネットがつながらなかったり、つながっても高額請求になってしまう場合があります。

ベトナムで使えるWi-Fiルータのレンタルや現地で使えるSIMカードを利用するなどして、トラブルを防ぎましょう。

それぞれのサービスの費用目安は以下の通りです

【ベトナムWi-FIレンタル/SIMカード費用】

Wi-Fiレンタル・・・約450円~/日

SIMカード・・・約1000円/1GB~

なおSIMカードはSIMロックがかかっていると使えないことがあります。事前にSIMロック解除されているか確認しておきましょう。ベトナムでスマホを利用する詳しい方法については、ぜひ以下の記事を参考にしてください。

ハノイで携帯を使う方法3選|長期滞在時のコツも紹介!

ホテル・飛行機・シーズン別ベトナム旅行ツアー費用

ここからはベトナム旅行のツアーの費用について、ホテルのランク・飛行機のランク・シーズン別に解説します。

※大人2人でホテル1室利用

※含まれるもの: 往復航空券(燃油サーチャージ含む)・ホテル代金・空港送迎費用

以下の表はツアー料金の一例です。

※料金はあくまで目安であり、ツアー会社などによって差があります。

ホテルクラス飛行機値段
ローシーズンハイシーズン
滞在都市数1箇所(4日)3つ星LCC約40,000円約85,000円
フルサービスキャリア約50,000円約225,000円
5つ星LCC約78,000円約140,000円
フルサービスキャリア約85,000円約260,000円
滞在都市数2箇所(6日)3つ星LCC約60,000円約100,000円
フルサービスキャリア約100,000円約270,000円
5つ星LCC約120,000円約180,000円
フルサービスキャリア約180,000円約370,000円

ここで着目したいのが、飛行機のレベルによるローシーズンとハイシーズンの値段の差です。

LCCを利用した場合、同じ条件で比較するとハイシーズンの値段はローシーズンの約2倍あたりになっていることが多いです。

一方のフルサービスキャリアの場合同じランクのホテルを利用しても、ローシーズンとハイシーズンの値段差は3~4倍近くになっています。

このことよりフルサービスキャリアの飛行機代は、ハイシーズンとローシーズンの価格差が大きいことがうかがえます。

なお上記の表は、あくまで「ホテル代+飛行機代+空港送迎代」のみです。

実際は上記の値段に以下の金額(目安)×滞在日数の費用が加わります。

  • 食事・・・3,000円/日
  • 交通費・・・1,500円/日
  • 旅行保険・・・450円/日
  • Wi-Fiなど通信費・・・450円/日

さらに必要に応じてお土産代金やオプショナルツアーの費用もかかるので、自身の旅行日程や行程を鑑みて、予算を考えるようにしましょう。

ベトナム旅行の費用をおさえるテクニック5つ

ここまでベトナム旅行にかかる一般的な費用をご紹介してきました。

しかしポイントをおさえればベトナム旅行にかかる費用はもっと節約することができます。

ベトナム旅行の費用をおさえるテクニックを5つご紹介します。

  • ベトナム旅行オフシーズンを狙う
  • LCCを利用する
  • 旅行の目的と節約ポイントをすり合わせる
  • 旅行保険やWi-Fiの見直し
  • パッケージツアー?個人旅行?どちらが安いか見極める

それぞれについて詳しくご説明します。

ベトナム旅行オフシーズンを狙う

ベトナム旅行の費用をおさえるための効果的な方法の一つは、オフシーズンを狙うことです。

航空券費用の項目でも書いた通り、ベトナムはハイシーズン・ローシーズンがはっきりとした国であり、オフシーズンとなる季節を狙うことで航空券やホテル代を安くおさえることができます。

なおベトナムは南北に長い国で、地域ごとに気候が異なるため、ハイシーズンとローシーズンもそれぞれ異なります。

ハイシーズンローシーズン
北部
(ハノイ、ハロン湾、サパなど)
11月~4月5月~9月
中部
(ダナン、ホイアン、フエなど)
5月~7月9月~1月
南部
(ホーチミン市、メコンデルタ、フーコック島など)
11月~4月5月~10月

【北部】ハノイ、ハロン湾、サパなど

◆ハイシーズン

時期: 11月~4月

特徴: この時期は北部の乾季にあたり、気温が涼しく降雨量も少ないため、観光には最適です。特にハノイやハロン湾、サパなどの観光地は、多くの観光客で賑わいます。

◆ローシーズン

時期: 5月~9月

特徴: 北部の雨季にあたります。この時期は気温が高く湿度も高いため、旅行者が少なくなります。ホテルやツアーの料金も比較的安くなるため、コストを抑えたい旅行者にはおすすめです。

【中部】ダナン、ホイアン、フエなど

◆ハイシーズン

時期: 5~7月

特徴: 天気が安定していて、ビーチリゾートや歴史的観光地の観光に適しています。特にダナンやホイアン、フエなどの観光地は多くの観光客で賑わい、ホテルやツアーの料金も高くなる傾向があります。

◆ローシーズン

時期: 9月~1月

特徴: この時期は中部の雨季にあたり、台風の影響を受けることもあります。降雨量が多くなるためビーチリゾートでのアクティビティが制限されることがありますが、観光客が少なく料金も安くなるため、静かな旅行を楽しみたい方には良い時期です。

【南部】ホーチミン市、メコンデルタ、フーコック島など

◆ハイシーズン

時期: 11月~4月

特徴: 南部の乾季にあたり湿度が低いため、観光に適しています。ホーチミン市やメコンデルタ、フーコック島などの観光地は多くの観光客で賑わいます。特に3月から4月中旬はフーコック島のベストシーズンで、穏やかな海が楽しめます。

◆ローシーズン

時期: 5月~10月

特徴: 南部の雨季にあたり、スコールのような短時間の激しい雨が降ることが多いです。ただし南部の場合、雨季と言っても雨が一日中続くことは少なく、観光にはそれほど影響しません。この時期は観光客が少なくホテルやツアーの料金も安くなるため、コストを抑えたい旅行者にはおすすめです。

日本⇔ベトナムはLCCを利用する

ベトナム旅行費用の大きなウェイトを占める航空券代。

LCCを利用することで、費用をおさえることができます。

日本⇔ベトナムをつなぐLCCにはベトジェット(Vietjet)があります。就航本数も比較的多く使いやすいです。

上手く時期を選べば、日本⇔ベトナムの航空券を2万円代で購入することもできます。

もちろん受託手荷物が有料であったり、キャンセル料や変更手続き代金が高いことは注意しなければなりません。

またフルサービスキャリアのJALやシンガポール航空などと比べてしまうと、そのサービスクオリティや座席の快適さは歴然としています。

しかしながら日本⇔ベトナムは片道6時間前後とそれほど飛行時間も長くなく、少しの時間を我慢すれば日本⇔ベトナムを移動できます。

費用をおさえてベトナム旅行したい人はLCCを選びましょう。

旅行の目的と節約ポイントをすり合わせる

旅行の目的を明確にすることも節約につながります。

例えば旅行の目的がたくさんの観光地を見て回ることであれば、多少ホテルのグレードを落として施設が充実していないところでも問題ないでしょう。むしろホテルを節約してオプショナルツアーにお金をかけた方が、旅行の充実感は高くなるはずです。

逆にのんびりとゆっくりすることが目的で、1日に回る観光地が1~2箇所程度という人はホテルにお金をかけることが旅行の満足感につながります。

旅行の費用をおさえたいのであれば、旅行の目的を明確にしましょう。

どこにお金をかけるべきなのか、あるいはどこを削っても問題ないのかがはっきりし、結果としてコスパの高い旅行ができるようになります。

旅行保険やWi-Fiの見直し

ベトナム旅行を計画する際、旅行保険やWi-Fiの費用を見直すことでコストをおさえることができます。

まずは旅行保険。多くのクレジットカードには、旅行保険が付帯されています。

保険料の低い旅行保険の場合、補償内容がクレジットカード付帯の保険とたいして違いがないこともあるもの。

ベトナム旅行出発前に、自分のクレジットカードがどの程度の保険をカバーしているか確認しましょう。必要に応じて追加の保険を検討することもありますが、カード付帯の保険で十分な場合追加の保険料を節約できます。

次にWi-Fiに関してです。

海外旅行用のWi-Fiレンタルは便利ですが、費用がかさむことがあります。代わりに現地でプリペイドSIMカードを購入する方法がおすすめです。ベトナムの主要都市では、空港や市内の携帯ショップで手軽に購入でき、料金もリーズナブルです。SIMカードを使うことで、データ通信料を大幅に節約することができます。

なおベトナムでも無料でWi-Fiを使えるところが増えています。オプショナルツアー利用がメインで、それほど外出時に地図アプリを開いたりする必要がない人などは、いっそのこと滞在先の無料Wi-Fiなどで乗り切るのも手です。自分の旅行スタイルを鑑みて、そもそもWi-Fiレンタルや現地SIMが必要なのかどうか判断しましょう。

パッケージツアー?個人旅行?どちらが安いか見極める

ベトナム旅行を計画する際、パッケージツアーと個人旅行のどちらが安いかを見極めることも費用を節約するための重要なポイントです。それぞれの特徴とコストを比較してみましょう。

パッケージツアーのメリット

航空券、宿泊、食事、観光ツアーなどがセットになっているパッケージツアーは、旅行会社が一括して手配するため、割引価格が適用されることが多く、結果として個人旅行より安くなることも多いです。個別に手配する手間も省けます。

個人旅行のメリット

一方個人旅行は、自分のペースで計画を立てられる自由さがあります。航空券や宿泊施設を早めに予約すると、格安のプロモーション価格を利用できることがあります。食事や観光も自分で選んで手配することで、現地の格安なレストランや無料観光スポットを活用でき、コストを抑えられます。

どちらが安いか見極めるために

費用を比較する際は、まず旅行の目的やスタイルを考慮しましょう。短期間で多くの観光地を効率よく回りたい場合は、パッケージツアーがコスパ良く感じられることが多いです。逆に長期滞在や特定のアクティビティを集中的に楽しみたいといったこだわりがある人は、個人旅行の方が費用がおさえられるでしょう。

旅行の目的を考慮し、最適な選択をすることが重要です。

ベトナム基本情報

ベトナムまでのアクセスLCCおよびフルサービスキャリアなどさまざまな航空会社が就航直行便で所要時間約5時間〜6時間
時差-2時間
言語ベトナム語
通貨ベトナムドン(VND)
服装雨季は雨具が必須。乾季は日中35度を超えるときもあるため、Tシャツなどの涼しい服装が適切。どちらの季節も昼間と夜間で寒暖差があるため上着があると便利。
また寺院に入るときなどは、膝上丈のショーツやスカート、ノースリーブのシャツなどが禁止されている場合がある。
治安治安は基本的に良好。しかし観光客をターゲットにしたスリやひったくりには注意が必要。

【まとめ】ベトナム旅行費用

綺麗なビーチから歴史的な遺跡、ノスタルジックな街並みなど、いろいろな楽しみ方ができるベトナム。

物価も日本より安く、気軽にさまざまな体験ができます。

今回ご紹介したベトナム旅行の費用一覧や節約方法などを参考に、自分にとってコスパ最強なベトナム旅行を組み立ててみてください。