ベトナムは世界的にみても比較的治安は安全であり、ゆっくりと観光を楽しめる国です。しかし日本に比べるとまだインフラ整備が整っておらず、危険な場所もあります。

ここではベトナム旅行に行く前に覚えておきたい注意点を25個紹介します。ベトナムの治安はもちろん、レストランやホテルを利用する際の注意点なども紹介するので、これからベトナム旅行を検討している方はぜひ参考にしてください。

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Contents

ベトナム治安の注意点

ベトナム治安の注意点

ベトナムはアジア諸国の中でも比較的治安は安定しています。テロなどの凶悪犯罪が起こるリスクは低いため、安心して旅行できるでしょう。しかし夜間になるとスリやひったくりなどの犯罪は多いため、油断は禁物です。ここからは、ベトナムの治安における注意点について紹介します。

夜は1人で出歩かない

ベトナムで夜の1人歩きは危険です。エリアにもよるものの、特にナイトマーケットが開催される繁華街では、夜の1人歩きは注意しましょう。

  • ハノイ・旧市街地
  • ダナン・夜のドラゴンブリッジ
  • ホーチミン・ブイビエン通り、中華街チュロン

上記のエリアは、いずれもベトナムでは人気の観光スポットであり、夜になるとナイトマーケットをはじめとした催し物が開催されます。しかし人が多いエリアには軽犯罪が多発し、スリやひったくり、違法風俗店への勧誘トラブルが多発しています。特に1人歩きの日本人は狙われやすいので注意しましょう。観光名所の多いダナンの有名スポットやツアーは以下の記事でも紹介しています。

【ベトナム・ダナン旅行特集】お得に楽しむ!現地発着ダナン旅行のおすすめツアー

混雑エリアはスリに注意

混雑エリアはスリに注意

ベトナムでは混雑しているエリアでのスリ被害が多発しています。

  • テーブルに置きっぱなしの貴重品が盗まれる
  • ポケットやリュックのチャックを開けて財布を盗まれる
  • バッグを刃物で切られ中身を奪われる
  • スマホを見ているときに奪われる

ベトナムに限らず、海外では日本のマナーやモラルが通用しません。ちょっとの時間に置いたカバンや財布はあっという間に盗まれることもあるので注意しましょう。またスマホも奪われる被害が多発しているため、首からぶら下げるなどの対策が必要です。

眠っている間の強盗に注意

ベトナムで近年増えているのが、バーなどで提供されたお酒の中に睡眠薬が入っており、寝ている間に財布などを盗まれてしまうケースです。一般的に多くの飲食店ではこのような犯罪は起きませんが、ガールズバーやクラブといった外部から見えにくい店は要注意です。

また歓楽街ではしつこい勧誘の末、あやしげな店に連れていかれることもあります。自分の意図しない店に入ることは避け、外出の際の貴重品は最低限にとどめておくのが良いです。

ナイトスポットでは強引な客引きに注意を

ベトナムは夜ならではの観光スポットも多く、ナイトマーケットなどを楽しむ方も多いでしょう。しかし混雑するナイトスポットでは、強引な客引きに注意が必要です。通りを歩いていると、バーやクラブ、マッサージ店の勧誘がしつこく行われることがあります。これらの客引きについていくと、上記の昏睡強盗にあったり、料金をぼったくられる危険性が高いです。なるべく仲間と一緒に行動することを心がけ、怪しげな場所や暗い路地に誘導されないよう注意しましょう。

貴重品管理はより慎重に

旅行では当然のことですが、貴重品の管理は慎重に行いましょう。

  • 貴重品はホテルに預け、出歩く際は最低限の現金と貴重品だけを持つ
  • ホテルの貴重品ロッカーがダイヤル式の場合は、自分で貴重品を離さないようにする
  • 人との距離をある程度保つ

ベトナムで窃盗被害に遭いやすいのは外出時です。外出時は必要最低限の現金を持つなど貴重品管理に気を付けましょう。またユースホテルの場合、ホテル内での窃盗も多発しているため、貴重品は自己管理が必要です。

ベトナム観光における注意

ベトナム観光における注意

ここからは、ベトナム旅行における観光スポットを訪れる際の注意点を紹介します。日本とは違い、仏教寺院に訪れる際にはいくつかのマナーがあったり、トイレ利用の際にも注意点があります。

仏教寺院に訪れる際にはマナーがある

ベトナムには数多くの仏教寺院があります。訪れる際には以下3つのポイントを覚えておきましょう。

  1. 露出が多い服装は控える
  2. フラッシュ撮影は禁止
  3. 大声で騒いだりしない

信仰心の高いベトナムでは、仏教寺院は神聖な場所として崇められています。露出の多い服装や騒いだりする行為は失礼に当たるため避けましょう。またフラッシュ撮影は基本的に禁止であり、寺院によっては写真撮影できない箇所もあります。

警察や軍事関係エリアは撮影禁止

警察や軍事関係エリアは撮影禁止

ベトナムでは政府施設や警察、軍事関係エリアの撮影は禁止されています。ホーチミンの場合「人民委員会庁舎」は近距離での撮影が禁止されています。軍事施設などの場合「NO PHOTO」と掲示されていますが、表示がない場所もあるので、やたらカメラを向けるのは避けましょう。公安警察の姿を勝手に写真撮影することもNGです。

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観光エリアの物価は高い

ベトナムは価格が安いイメージがありますが、外国人の集まる観光エリアは例外です。特に外国人観光客から人気のハノイやホーチミンの中心エリアの物価は、日本とあまり変わりません。店にもよるものの、コーヒー1杯400円、ランチに3000円ほど掛かるケースもあります。予算を抑えたい場合は、中心スポットから離れた郊外のエリアや、予め店をリサーチして出かけたほうが良いでしょう。

キレイなトイレはホテルかレストランのみ

ベトナム全土ではまだ水洗トイレは普及していません。日本と同じように水洗トイレを利用したい場合は、ホテルやレストランでのトイレを利用しましょう。ただし場所によっては宿泊者のみしか利用できないホテルもあります。またレストランでもトイレだけ利用することはできず、何かしらオーダーが必要です。

郊外のトイレは自分で桶の水を使って流すタイプが多く、紙がない場所もあります。公衆トイレも徐々に増えてはいますが、利用時にはチップが必要です。トイレに関する詳しい情報は、以下の記事でも紹介しています。

ハノイのトイレ事情|知っておきたい衛生状況と利用時の注意

ベトナムでの移動、体調の注意点

ベトナムでの移動、体調の注意点

広いエリアに観光名所が点在しているベトナムでは、タクシーなどを利用しての移動が必要です。しかしベトナムはタクシーやシクロなどでぼったくり被害などが多発しており、注意が必要です。ここからは、移動する際や体調管理における注意点を紹介します。

タクシーのぼったくりに要注意

ベトナムでタクシーを利用する際は、ぼったくりに注意が必要です。まず「白タク」と呼ばれる個人タクシーには絶対に乗らないでください。観光客を狙ってぼったくることが多く、変な場所に連れて行かれる危険もあります。

またタクシーが発進したら、メーターが動いていることを必ず確認しましょう。悪質なドライバーはメーターを止めて、言い値で請求してくることがあります。基本的にタクシーを利用する際は、ホテルや空港から信頼できる大手タクシー会社を呼びましょう。やたらと声を掛けてくるタクシーはほぼ100%詐欺の可能性が高いです。

安全タクシーの利用はGrabアプリを入れておく

ベトナムで安全にタクシーに乗る方法は2つあります。

  • 信頼できるホテルで呼んでもらう
  • Grabアプリを利用する

特にGrabはベトナムで普及している配車アプリであり、日本で予めインストールしておくと便利です。Grabで予約したタクシーであれば、事前に料金が確定できるため詐欺被害に遭うことはまずありません。多くの場合日本語で目的地を入力できるうえ、どこからでも乗車できるメリットがあります。

バス、電車利用時の注意点

ベトナムのバスは中~長距離を移動する際に便利です。ただし、同じ路線でも運賃がかなり異なります。高額なバスほど快適な乗り心地で時間も厳守されるため、余裕があれば金額の高いバスを利用した方が安心です。

またベトナムに電車は少なく、主な電車はホーチミン~ニャチャン間の寝台列車「ゴールデントレイン」と、ホーチミン~ハノイ間を走る「南北統一鉄道」です。長距離以外に利用することは少ないため、ベトナム観光で便利なのはタクシーかバスということを覚えておきましょう。

シクロやバイクタクシーの利用方法

シクロやバイクタクシーの利用方法

ベトナムでは可愛らしい見た目のシクロや、タクシーよりもスピーディーなバイクタクシーも利用できます。シクロは観光エリアに多いものの、タクシーに比べると料金が高いです。下車時に料金をふっかけられるといったトラブルも増えているため、旅行会社を通して予約すると安全です。

バイクタクシーの場合は通常タクシーと同じくGrabアプリからも予約できます。また街中にバイクタクシー乗り場もあり、目的地を言って値段交渉をしてから乗るのが一般的です。

シクロが多く走っているのは、ベトナムの首都ハノイです。ハノイに関する情報を知りたい方はぜひ以下の記事も参考にしてください。

ベトナムの人気エリア!ハノイのおすすめ観光スポット20選紹介

暑さ対策、寒さ対策を

高温多湿のイメージがあるベトナムですが、気候風土はエリアによって異なります。どのシーズンでも暑さ対策、寒さ対策ができる服装や持ち物を用意しましょう。

例えば人気の観光スポットハロン湾の場合、夏のシーズンでも突如スコールに見舞われ、体が冷えた結果体調を崩す人もいます。また博物館などはかなりエアコンが効いているため、夏でも上着が一枚あると安心です。旅行の際は様々な気候に対応できる準備をしておきましょう。ハロン湾のあるベトナム北部の気候については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

ベトナム北部の気候を徹底解説!|服装やおすすめシーズンも紹介

ベトナム食事や買い物での注意点

ベトナム食事や買い物での注意点

ベトナムには多彩なグルメがあり、現地ならではお土産も大いにあります。しかし衛生面では日本より注意が必要であり、支払い方法も異なります。ここからは、食事や買い物の際の注意点を紹介するので参考にしてください。

水道水は飲まない

ベトナムの水道水は飲めません。水を飲む際は必ずペットボトルを購入しましょう。しかしペットボトルの水も、あまりにも安いものだったり、郊外エリアで購入する際は注意が必要です。悪質なケースはペットボトルに水道水を入れて販売することもあるからです。

  • キャップがしっかり閉まっているか確認する
  • 個人商店ではなく、なるべくスーパーマーケットで買う
  • la Vie(ラヴィエ)やDasani(ダサニ)などのメーカー品を買う

ペットボトルの水は1本あたり日本円で約50~100円で購入できます。

胃薬などの常備薬は必須

ベトナムの衛生面は日本より劣っているのが現状です。高級ホテルであっても、飲料に入った氷などを通してお腹を下すリスクがあります。そのため旅行の際には胃薬や整腸薬を持参した方が安心です。また気候風土や衛生面から体調を崩すリスクもあるため、風邪薬や頭痛薬などを持参しておくと良いでしょう。

レストランでの会計はテーブルで

ベトナムのレストランはテーブル会計です。高級レストランの場合はウェイターが食べ終わったのを見計らって声をかけるケースもありますが、お手軽なレストランや食堂の場合は手を挙げて従業員を呼びましょう。多くの場合会計担当者は片手に札束を持っています。レシートはもらえないことがほとんどですが、レストランで詐欺被害に遭うことは少ないです。基本的にチップの支払いは不要です。

少額紙幣を持つこと

少額紙幣を持つこと

市場や露店、小さな飲食店ではクレジットカードが使えないことも多いです。その場合現金での支払いになりますが、相手がおつりを用意できないケースもあるので小額紙幣があると安心です。

ベトナム紙幣は100~500,000VNDまで12種類もの紙幣があります。100や200の紙幣はほぼ使用されていませんが、500VNDからの小額紙幣や硬貨を持っていると買い物の際にも便利です。高額紙幣しか出せないと、相手がおつりを出せない場合チップとして取られます。

チップは基本的に不要

ベトナムは基本的にチップ払いが不要です。しかし以下のような場合、チップを払う必要があります。

  • スパやマッサージの施術者(チップ料金ː50,000VND〜200,000VND)
  • ボートの船頭など観光ガイド(チップ料金ː100,000VND〜200,000VND)
  • チャーター車のドライバー(チップ料金ː100,000VND〜200,000VND)

プライベートで車をチャーターしたり、観光ガイドを利用した際にはチップが必要なケースが多いです。またマッサージの場合最初からチップ料金が含まれているケースもあるので、利用する前にチップが必要かどうかを確認しましょう。

場所によっては値段交渉を

場所によっては値段交渉を

ベトナムは以前値段交渉をするのが一般的でしたが、外国人が集まる観光エリアでは値段が決まってきました。そのため特に高級エリアでは値段交渉しても応じてもらえません。基本的に値札が貼ってあるのはその値段で購入しましょう。

ただし、市場や露天では未だに値段交渉をするケースも多いです。いきなり半額にしろといった交渉はNGですが、安くならないか?を意味する「Bớt đi(ボッ ディー)」のセリフとともに交渉してみると良いでしょう。

VISAかMasterカードがあれば便利

ベトナムでは都市部を中心にクレジットカードが普及しています。最も利用できるカードの種類はVISAかMasterカードなので、いずれか1枚あると安心です。

ただしクレジットカードの利用の場合、店によっては手数料を取られたり、数十万ドン以上の支払いでないと利用できない制限もあります。郊外ではまだクレカそのものを利用できないことも多いため、クレカと現金両方用意する必要があります。

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その他覚えておきたい注意点

その他覚えておきたい注意点

ベトナム旅行では、この他にも覚えておきたい注意点があります。ベトナムの入国審査は日本よりかなり厳しかったり、交通事故のリスクもとても高いため、次に紹介する注意点をしっかり覚えておきましょう。

ベトナムの入国審査は厳しい

ベトナムの入国審査は厳しいです。旅行の際には以下のポイントを覚えておきましょう。

  • 入国する際は「パスポート」と「ベトナム出国用の航空券」の提示が必須
  • セキュリティチェックも厳しいため、空港では時間に余裕を持って行動すること
  • ライターやスプレー類、刃物の持ち込みは禁止
  • ベトナムで購入した骨とう品や銃のレプリカは持ち出しできない

ベトナムの入国審査は厳しく、パスポートに加え「ベトナム出国用の航空券」の提示が必要です。入出国ともにセキュリティチェックでかなり時間が掛かるため、空港には時間に余裕を持って到着しましょう。

日本円は現地で両替するのが良い

日本円をベトナム・ドンに両替するには、日本円をベトナムまで持って行き、現地で両替するのが最もお得です。日本でも両替できる空港はあるものの、現地で両替した方がレートは良いです。

  • 両替できる場所は「空港」「両替所」「銀行」の3つ
  • 空港が最も便利だが、場所によっては手数料が掛かる
  • 両替したらその場で金額を確認すること
  • 1度に高額な両替はNG。1日1万円程度を両替し、クレジットカードも利用しよう

旅行日数にもよるものの、到着したその日にすべてのお金を両替するのは避けましょう。分厚い札束を持ち歩くことになり、盗まれるリスクもあります。そのため到着時に1万円だけ両替し、後日様子を見ながら銀行などで両替したほうが安全です。

交通事故に注意を

交通事故に注意を

ベトナムはバイクや車の交通量が大変多く、交通ルールも日本に比べ緩いです。かなり道幅の狭い場所でもバイクが走るため、気を抜いていると接触事故のリスクもあります。

またホーチミン市をはじめとした観光エリアでは、バイクによるひったくり被害も多発しています。貴重品を盗まれるだけでなく、最悪の場合ひったくり被害による転倒事故に巻き込まれるリスクもあるので、十分に気を付けましょう。

クレカ以外の海外旅行保険に入ること

ベトナムだけでなく、海外旅行の際には「海外旅行保険」に加入することが大切です。

  • 病気
  • ケガ
  • 盗難被害
  • 死亡事故

クレジットカードの中には海外旅行保険が自動的に付帯するものもありますが、その多くは補償額が低いです。カードとは別に旅行保険に加入することで、いざというときにしっかり補償され、高額請求のトラブルも回避できます。また保険に入ることでトラブルに遭った際も、海外旅行保険コールセンターにすぐ連絡が出来るので安心です。

いざという時の連絡先

いざという時の連絡先

旅行中万が一トラブルに巻き込まれたら、落ち着いて必要な場所に連絡することが大切です。トラブルを早く収束させるためにも、以下に紹介する連絡先を確認しましょう。

救急車が「115」、警察が「113」

ベトナムでの救急連絡先は、救急車が「115」、警察が「113」です。基本的にどのエリアにいてもこの番号に電話をかければつながります。ただし日本語や英語は基本的に通じません。ベトナム語しか通じないため、周りに現地の人に電話を代わってもらうなどサポートをお願いしましょう。

また、旅行前に基本的なベトナム語のフレーズや緊急時に必要な単語を覚えておくと役立ちます。「助けてください」は「Cứu tôi với!(クウ トイ ヴォーイ!)」と言います。予めスマホに翻訳アプリをダウンロードしておいても良いでしょう。

パスポートを紛失した場合は公安警察へ

万が一ベトナムでパスポートを紛失した場合は、公安警察へすぐ届け出が必要です。

  1. 失くしてしまったエリアの公安警察に相談する
  2. 「紛失届受理証明書」を発行してもらう
  3. ハノイの日本大使館、もしくは日本国総領事館で発給手続きがされる

ベトナムでは貴重品とともにパスポートが盗まれるケースもあります。そのような場合は被害に遭ったエリアの警察署に届け出が必要です。新たなパスポートを発給するには7~10日ほど掛かり、その間はほかの街へ移動することもできません。こうした状況にならないためにも、旅行期間の貴重品管理は重要です。

海外旅行保険コールセンター

病気や事故、盗難被害に遭った際は、加入している海外旅行保険コールセンターに電話すると安心です。状況によっては日本国大使館に連絡する必要もありますが、まず保険のコールセンターに連絡したほうが今後の手続きの流れをしっかり教えてくれます。

特に病気や事故の場合、海外旅行保険のコールセンターは現地の適切な医療機関を紹介してくれたり、通訳サービスを手配してくれることも多いです。旅行の際にはトラブル時に備え、コールセンターの連絡先を事前にメモし、パスポートや重要書類のコピーも保管しておきましょう。

ベトナム旅行の注意点を把握し、安全な旅を楽しもう

ベトナムは安全な国ではあるものの、日本とは違う文化やマナー、ルールがあります。旅行中つい浮かれて写真を撮ったことがマナー違反になったり、喉が乾いて水道水を飲んだりすると体調を崩すこともあり、注意が必要です。

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またベトナムはタクシーの利用が便利ですが、正しい予約方法を取らないと詐欺被害に遭うことも多いです。利用する際はgrabアプリを利用する、メーターが動いていることを確認するなど、基本的なことを覚えておきましょう。さらにいざという時のための緊急連絡先を把握しておくことも重要です。これらの準備をしっかりと行い、ベトナムでの楽しい旅行を満喫しましょう。