ハノイはベトナムの首都であり、ベトナムらしい旧市街地や寺院など多くの魅力のあるエリアです。ベトナム北部の中でも毎年多くの観光客が訪れるエリアであり、どの季節に訪れるべきか気になる人もいるでしょう。ここでは、ハノイのベストシーズンや、季節ごとに見た旅行の際のポイントを詳しく紹介します。
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Contents
ハノイのベストシーズンは10月~12月
ハノイはいつ訪れても楽しめる場所ですが、ベストシーズンは乾季の10月~12月です。中でも10月~12月は秋と冬に当たるため、気温が15℃~25℃程度と涼しく、観光で動き回るにはちょうどよい季節です。
ちなみにハノイのあるベトナム北部は亜熱帯気候に属し、一応四季があります。
ハノイの四季 | 雨の降りやすさ | 気温 |
---|---|---|
春3~4月 | 乾季 | 20℃~30℃ |
夏5~9月(約半年間と長い) | 雨季、雨が降りやすい | 30℃~40℃ |
秋10~11月 | 乾季 | 22℃~30℃ |
冬12~2月 | 乾季 | 10℃~20℃ |
上記を見るとハノイのベストシーズンは過ごしやすくて雨も降りにくい、10~12月の秋のシーズンが最も旅行に適していることが分かります。
3月~4月もおすすめのシーズン
10~12月に続いておススメのシーズンが3~4月の春です。ハノイの春はごく短いのですが、この季節になると花が咲き乱れ、ハノイでしか見られない珍しい植物も鑑賞できます。特にハノイの人気観光スポットである「ホアンキエム湖周辺」や「ホアンキエム旧市街」では美しい景色が鑑賞できます。
春のハノイは、穏やかな気候と爽やかな風が特徴で、散策や観光に最適な時期です。暑さや湿気もまだまだ緩やかで、日中は比較的快適に過ごすことができます。また、この時期には季節限定のイベントや祭りも開催され、地元の文化や伝統を体験するチャンスもあります。散策するにもちょうどよい季節なので、美しい自然を求めてハノイに来る方には3~4月がおすすめです。
ハノイに関するより詳しい気候について知りたい人は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。
ハノイ旅行に向いていないシーズンは?
逆にハノイ旅行に向いていない季節は6~8月の「猛暑季」です。この時期ハノイは雨季にあたり、連日連夜激しいスコールが降ります。しかも気温は猛烈に暑くなり、連日最高気温は30度を超えて夜でも下がらないことが多いです。そのうえ湿度は90%を超えるため、まるでサウナに入っているような状態です。
しかもフェーン現象に見舞われるエリアも多く、気温が40℃を超える日も珍しくありません。高温多湿なうえ雨も多い6~8月は、旅行に向いていないでしょう。
シーズンごとに見たハノイの観光ポイントを紹介
紹介している通り、ハノイ観光のベストシーズンは「10~12月」「3~4月」がおすすめです。しかし実際の旅行では、この時期に休みを取るのが難しいといった方も多いでしょう。そこでここからは、シーズンごとに見たハノイの旅行ポイントを紹介します。雨季で旅行には向いていないシーズンでも、コツを掴めば楽しく観光ができます。これからハノイ旅行を予定されている方はぜひ参考にしてください。
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ハノイ4~6月における気候の特徴
ハノイの4~6月はちょうど雨季にあたり、雨が降りやすく気温も徐々に高くなる時期です。
ハノイ4~6月の気候の特徴
気温 | 20℃~30℃、6月は30℃以上になる |
雨の降りやすさ | 雨季のためスコールが多い |
特徴 | 5月あたりから本格的な雨季に入る |
平均気温は25℃前後、徐々に雨季に入る
ハノイの4~6月はちょうど春から夏に入れ替わる時期であり、最低気温から最高気温の平均を取ると25℃前後です。そのため観光には適している時期であり、猛暑で動けないといったことは少ないです。特に4月はまだ乾季のため、観光には絶好のシーズン。この時期にしか咲かない高原植物なども見られるため、自然の多いエリアは絶好のフォトスポットになります。
ただし6月に入ると本格的な雨季が始まります。観光名所をめぐる際にスコールが降ってくることも多いので、旅行の際には雨具を忘れないようにしましょう。
ハノイの4~6月、おすすめ観光スポットは?
乾季から雨季に入る4~6月のハノイは、まだギリギリ外での観光スポットも楽しめる時期です。本格的な猛暑になる前に、ぜひハノイにある次の名所を訪れましょう。
4~6月におすすめの名所 | 特徴 |
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オペラハウス | ハノイを代表する美しい建造物。パリのオペラ座をモチーフにしている。中に入るにはコンサートのチケットが必要 |
ホアンキエム湖 | ハノイ街の中心にある湖。4月には美しい花も咲いている。近隣にはハノイならではのグルメも多い |
ハノイ旧市街地 | ハノイの昔から続く雰囲気を感じられるエリア。とくに「36通り」は昔ながらの商店街や土産物店、路上屋台などが立ち並ぶ |
ドンスアン市場 | 旧市街地にあるハノイ最大の市場。混雑しているため本格的な夏が始まる前にゆっくり散策したい |
ハノイを4~6月に訪れるメリット
- 4月は旅行に最適なシーズン
- 春ならではの花々が鑑賞できる
- 薄着で過ごせるため荷物は少なくてOK
- 特に6月は旅行費用が安い
ハノイの4~6月は、特に4月はまだ乾季にあたり雨も少ないため観光にはピッタリです。5~6月にかけて本格的な雨季に入るものの、まだ猛暑ではないため動きやすいでしょう。さらにベトナム旅行は6月が最も航空券が安いため、渡航費用を抑えることもできます。
ハノイ観光に関する詳細は以下の記事にて紹介していますので、あわせてご覧ください。
ベトナムの人気エリア!ハノイのおすすめ観光スポット20選紹介
ハノイ7~9月における気候の特徴
ハノイの7~9月は本格的な夏シーズンです。もはや夏ではなく「猛暑季」と呼ばれ、熱中症対策は必須です。ビーチでの海水浴は楽しめるシーズンですが、夏バテしやすい方はこの時期の旅行はおススメできません。
ハノイ7~9月の気候の特徴
気温 | 30℃~40℃、夜もさほど気温は下がらない |
雨の降りやすさ | 雨季のためスコールが多い |
特徴 | 湿度は90%になりサウナ状態のときも。熱中症に注意を |
猛暑季と呼ばれとにかく暑い
ハノイの7~9月は日本の夏よりも暑く、かなり蒸し暑いです。雨季ではあるもののスコールの晴れ間が出ると強い太陽が照りつけ、日焼け止めは必須です。
またハノイの猛暑季はフェーン現象が起きるエリアもあり、日中の気温がしばしば40度を超えることもあります。このような猛暑の中外出すると汗が滝のように流れ落ち、毎日のようにスコールが降ることから旅行シーズンではないのですが、夏ならではのハノイの雰囲気があるのは確かです。
ハノイの人々は夏も元気に過ごしており、街の中心部ではビジネス街や観光スポットが賑やかに活気づきます。また猛暑の影響で街頭にはカラフルな日傘をさしたり、ベトナムならではの雰囲気のある帽子をかぶる人が目立ちます。これぞベトナムという雰囲気を味わいたい人には、猛暑季のハノイも楽しいでしょう。
ハノイの7~9月、おすすめ観光スポットは?
熱中症のリスクが高い夏のハノイでは、炎天下の下で遺跡をめぐるといった観光はおススメできません。ただしハノイには室内で観光できるエリアも多く、暑さやスコールが心配な日でも以下のような観光名所なら楽しめます。
7~9月におすすめの名所 | 特徴 |
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サパ | ベトナム北部にある山岳部で、棚田が有名な秘境エリア。夏ではあるがハノイに比べると格段に涼しい。ハノイからはバスや電車で5時間以上掛かるため、寝台列車などを利用すると便利 |
タンロン水上人形劇場 | ベトナムを代表する伝統芸能。室内で鑑賞できるため夏でも快適に過ごせる。水の上を舞台に人形たちがダイナミックにパフォーマンスを行う |
ナイトマーケット | 毎週金土日は旧市街地のウォーキングストリートを中心にナイトマーケットが開催される。18時~23時頃まで開催され、日差しが照り付ける心配がない |
ベトナム軍事歴史博物館 | ベトナムで実際に戦争で使用された武器や弾薬、戦車などが展示されている博物館。室内なので夏の間もゆっくり鑑賞できる。冷房の効いた館内でベトナムの歴史を学ぼう |
ハノイを7~9月に訪れるメリット
- ハロン湾では寒さを気にせず海水浴が楽しめる
- これぞ暑い国ベトナムという雰囲気が楽しめる
- ハイシーズンではないため価格が安い
ハノイの7~9月はかなり猛暑なので旅行シーズンにはあまり向いていません。しかしその分観光客が少なく、人込みを避けて観光できるでしょう。また室内の観光スポットやホテルは基本的に冷房が効いているため、連日連夜猛暑で過ごすわけではありません。旅行費用も安い時期なのでコストを抑えることもできます。
ハノイ 10~12月における気候の特徴
ハノイの10~12月は旅行のベストシーズンです。乾季であるため降水量が少なく、空気も乾燥していてキレイです。また気温も22~30℃前後と過ごしやすく、暑すぎず寒すぎないため散策もしやすいです。
ハノイ10~12月の気候の特徴
気温 | 22℃~30℃ |
雨の降りやすさ | 乾季なので晴天が多い |
特徴 | 空気も澄んでいて写真映えもする季節 |
平均気温は25℃前後
ハノイの10~12月における平均気温は25℃前後です。10月はまだ夏の余韻があるため、日によっては最高気温が30℃を超える日もあるでしょう。またこの時期は依然として気温と湿度が高いため、熱中症対策にも気を付けなくてはなりません。折り畳み傘やレインコートは必須です。
ただし11月になるとだいぶ秋らしくなり、湿度も減って空気も澄んできます。日中の気温は25℃前後で安定し、涼しい風が吹き抜けることもあります。これにより、屋外での散策や観光がより楽しくなるでしょう。
ハノイの10~12月、おすすめ観光スポットは?
観光のベストシーズンである秋のハノイは、どこにお出かけをしても楽しめます。特に夏だと熱中症になってしまいそうな広大な自然エリアも、秋の季節なら安心です。
10~12月におすすめの名所 | 特徴 |
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ハロン湾 | ベトナムを代表する世界遺産の観光名所。広大な海に大小3,000もの奇岩があり神秘的な風景が望める。秋は涼しく雨量も少ないため、クルーズ船や鍾乳洞の観光も快適に楽しめる |
玉山祠 | ホアンキエム湖に浮かぶ小島にある神社。ホアンキエム湖を散策したあとこちらの神社に立ち寄るコースがおすすめ。伝説といわれる大亀の剥製も鑑賞できる |
ハノイ大教会 | フランス植民地支配によって建てられたネオゴシック様式の教会。趣のある外観を散策するのはもちろん、周辺には観光客に向けた雑貨店などオシャレなエリアも多い |
バッチャン村 | ハノイ中心から車で1時間ほどの場所にある陶器づくりの村。製造過程や工房の絵付け見学もでき、村全体がバッチャン焼きのテーマパークになっている |
ハノイを10~12月に訪れるメリット
- 年間を通して最も天候が良い
- 暑すぎず寒すぎず旅行には最適なシーズン
- 観光やアクティビティを楽しむのにも最適
10~12月のハノイは旅行にとってベストシーズンなので、最もおススメです。ハイシーズンなので少々渡航費用が高いというデメリットがありますが、観光しやすい気候なのはうれしいです。また気候の良い時期なのでハノイではさまざまな季節限定のイベントや祭りが開催されます。有名観光エリアの多くで夜のライトアップや臨時イベントが催されるのでチェックしましょう。
ちなみいにハノイより近く最も人気の観光スポットといえばハロン湾です。ハロン湾に関する詳細は以下の記事で詳しく紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
ハノイ 1~3月における気候の特徴
ハノイの1~3月は冬に当たります。真夏のような照りつける日差しや高温多湿の季節ではないため、夏に比べるとかなり観光しやすいです。しかしこの時期はベトナム語で「ムアフン」と呼ばれる霧雨が降り、かなり涼しくなるシーズンです。この時期の旅行には薄手のダウンジャケットが1枚あると安心でしょう。
ハノイ1~3月の気候の特徴
気温 | 10℃~20℃ |
雨の降りやすさ | 乾季ではあるが霧雨が多い |
特徴 | 最低気温が7~8℃になる日もあり、防寒対策が必要 |
平均気温は18℃前後
ハノイの1~3月は冬の季節であり、市内の景色は一変します。涼しい風が吹き抜け、晴れた日は空気も乾燥します。この時期には、日中の気温が20度前後で安定し、比較的過ごしやすい環境です。ただし霧雨が発生しやすく、一日中どんよりした日も少なくありません。そのため青空とのコントラストが美しい建物の写真撮影などは、なかなか撮影できないシーズンです。
そして1~3月にハノイを訪れる際には、薄手のダウンジャケットやストールを持参して体温調節ができる服装がおススメです。朝晩は意外と冷え込むことがあるので、体調管理にも気を付けましょう。
また3月になるとハノイは短い春を迎えます。徐々に気温が上がるにつれ高原植物も咲き始めるので、湖周辺などの散策もおススメです。
ハノイの1~3月、おすすめ観光スポットは?
ハノイの1~3月は濃霧が発生しやすく、曇り日和が多いです。それでも真夏に比べるとだいぶ散策しやすいため、遺跡巡りや水辺での散策、広大な市場をめぐるシーズンとしても最適です。
1~3月におすすめの名所 | 特徴 |
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ホアンキエム湖 | ハノイの街の中心にある湖。湖周辺には「大教会」や「玉山祠」などの歴史的な文化遺産も多い。また観光客向けのレストランや屋台も多いため、多彩なグルメも楽しめる |
タンロン遺跡 | 2002年に発掘が開始されたと同時に世界遺産に登録された場所。いまでも遺跡発掘は行われており敷地だけでもかなり広い。夏の観光は熱中症のリスクがあるが、冬ならゆっくり観光できる |
ホーチミン廟 | ホーチミン廟(びょう)はベトナム南北の統一に生涯を捧げたホー・チ・ミンの遺体が安置されている霊廟。建物内の厳粛な雰囲気を体験するのはもちろん、美しいバーディン広場を散策するのもおすすめ |
ドンスアン市場 | 旧市街地にあるハノイ最大の市場。1階は食品、日用雑貨、2階は衣料品などが販売されている。現在の市場は火災をきっかけに再建されたもの。屋台や露天商が多く並び、夏に比べると食中毒のリスクが少ない |
ハノイを1~3月に訪れるメリット
- 熱中症のリスクがない
- 食中毒のリスクも軽減される
- 暑さが苦手な人にとってはベストシーズン
ハノイは年間の約半分が夏に当たり、暑さが厳しいエリアです。そのため暑さに慣れていない人が観光にくるとたびたび熱中症を起こすリスクもあります。その点冬のハノイは暑さから解放され、熱中症や食中毒などのリスクも減らせます。
またハノイの冬は観光客が比較的少ない時期です。そのため、観光スポットやレストランなどでの混雑が軽減され、より落ち着いた雰囲気で観光を楽しめるでしょう。
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ハノイ観光のポイント
ここからは、いつの季節でも活用できるハノイ観光におけるポイントを紹介します。知っておくと移動する際や旅のトラブル時も役立つ情報ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
ハノイ空港から市内への安全なアクセスは?
日本からハノイへは直行便が出ており、ハノイ・ノイバイ国際空港に到着します。ハノイ・ノイバイ国際空港からハノイ市内中心部までのアクセスは約30㎞。安全に市内に行くためにおすすめなのは路線バスとホテルの送迎車の利用です。
アクセス方法 | アドバイス |
---|---|
タクシー(トラブル多い) | 配車アプリを使って事前に予約すること。白タクや、社員証のないタクシーはほぼ100%詐欺なので乗車しないこと |
エアポートミニバス(トラブル多い) | リーズナブルに市内のホテルまで行けるミニバス。しかし予定時刻に発車しない、ぼったくられるなどトラブルが多い。 |
路線バス | 7番、90番、109番、ツーリストバスの86番が空港と市内間を運行している。 |
ホテルなどの送迎車 | ツアーに参加していれば到着ホールでプラカードを持ったガイドが待機している。万が一ガイドと出会えなかった際の連絡先を控えておくこと |
ハノイのタクシートラブルは近年急増しており、事前に予約をしないで流しのタクシーに乗ってしまうと料金をぼったくられてしまいます。それどころか知らない場所で下ろされたあげく、数十倍の料金を取られてしまうケースもあります。ハノイで安全に移動するには、ツアーが利用した送迎車を利用するか、アプリで事前予約したりホテルが手配したタクシーを利用しましょう。
有料での公衆トイレが多い
ハノイには市内各所に公衆トイレがあります。ただし日本の公衆トイレのように無料で利用できるわけではありません。トイレの前には係員がいて、使用料として2000ドン~3000ドン払う必要があります。
また、地元ならではの市場やスーパーなどのトイレは水洗ではなく、自分で桶に水を汲んで流すトイレもあります。なるべく清潔なトイレを利用したい方はホテルのトイレを利用しましょう。レストランでのトイレも水洗で清潔ですが、利用する場合は飲食を注文する必要があります。
ハノイのトイレに関する情報は以下の記事で詳しく紹介しています。
到着ロビーではSIMカードが購入できる
ベトナム旅行ではSIMフリーの携帯端末を準備し、空港でSIMカードの購入をすることがおすすめです。現地のSIMカードを購入すれば、オンラインで地図を見たり、タクシーアプリで配車サービスを利用することができます。
ハノイ空港でSIMカードを購入する流れ
手順 | 詳細・アドバイス |
---|---|
1.事前にスマホのSIMロック解除をしておく | 短期滞在の場合はSIMロック解除のできるスマホがあったほうが便利 |
2.空港にある大手通信会社のブースに行く | ハノイ空港には「Viettel(ベトテル)」「 Vinaphone(ビナフォン)」「Mobifone(モビフォン)」の3社のブースあり。 |
3.パスポートを提示しSIMカードを購入する | その場でSIMを差し替えればすぐに現地対応のスマホとして利用できる |
SIMカードは種類によるものの、データ通信だけの場合は1日あたり2GBで約12万ドン、通話+データ通信の場合は1日あたり4GBで18万ドンです。有効期限は30日になっているケースが多いです。先払いが一般的であり、もしギガを使い切ったら、通信キャリアの直営店などでお金をチャージする必要があります。
ハノイで携帯を利用する詳しい方法は、以下の記事を参考にしてください。
安全にタクシーを利用する方法を紹介
観光名所が点在しているハノイでは、タクシーをうまく利用するとスムーズな観光ができます。しかし先述した通り、ハノイでは近年「白タク」(自家用車で勝手に人を乗せる行為)が流行っており、トラブルが絶えません。ここからは安全にタクシーを利用する方法を紹介します。
安全にタクシーを利用するポイント | 詳細 |
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大手タクシー会社のロゴや名称をチェックする | ハノイでは「G7タクシー」「マイリン・タクシー」「タクシーグループ」が大手。車体に社名が入っていない、運転手の写真入り証明がないタクシーはその場で断ること |
ツーリズムインフォメーションやホテルで手配してもらう | 旅行会社やホテルでタクシーを呼んでもらうと安心できる。手配料など追加されるが、安心。ただし安宿のホテルやレストランでタクシーを呼ぶのは避けること |
「Grab(グラブ)」アプリを利用する | アジア各国でタクシーを予約できるアプリ。評価システムや運転手の身分証明がしっかりしているため安心。あらかじめ日本でGrabアプリをインストールしておくのもおすすめ。 |
ハノイのベストシーズン まとめ
ハノイのベストシーズンは10~12月です。この時期は乾季で降水量が少なく、気温も22~30℃と過ごしやすいため観光に最適です。また、この時期はさまざまな季節限定のイベントや祭りが開催され、街全体が活気に満ちています。ハロン湾や玉山祠、ハノイ大教会、バッチャン村などの名所を快適に巡ることができるでしょう。
ただしそれ以外のシーズンも観光できないわけではありません。冬は涼しく霧雨が多いものの、真夏のような猛暑を避けて観光できます。また夏は猛暑ですが観光客が少なく、旅行費用も安いメリットがあります。暑さを避ける工夫をすれば、快適な旅を楽しめるでしょう。
ハノイはどの季節にもそれぞれの魅力があります。ぜひ今回紹介した情報を元に、ハノイで快適な旅行を楽しんでください。