ベトナムにはユネスコに登録された世界遺産が8つあります。
代表的なものは【自然遺産】ハロン湾、【文化遺産】フエの建造物群、【文化遺産】ホイアンの古い街並み【文化遺産】ミーソン聖域などです。
この記事では、ベトナムにある世界遺産へのアクセスや見どころを紹介します。ベトナム旅行にお越しの際は、ぜひここで紹介する世界遺産を訪れてください。
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Contents
ベトナムの世界遺産は全部で8つ
ベトナムにある8つの世界遺産は以下の通りです。
【自然遺産】
- ハロン湾
- フォンニャケバン国立公園
【文化遺産】
- 古都ホイアン
- フエの建造物群
- ミーソン聖域
- ハノイ-タンロン王城遺跡中心地区
- ホー王朝の城塞
【複合遺産】
- チャン・アン複合景観
世界遺産は主に「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3つに分けられます。
文化遺産は、建築物や芸術、歴史的価値のある場所が該当し、ベトナムでは多くの歴史的な建造物がこれに含まれます。
自然遺産は、ハロン湾のような自然の景観や生態系を保護するものです。最後に複合遺産は、文化と自然の両方を兼ね備えた遺産です。
ベトナム世界遺産巡りは ハノイ出発が便利
ベトナムの世界遺産巡りをするには、ハノイを拠点にすると便利です。
首都ハノイはベトナム北部の交通の中心地です。鉄道やバス、国内線の便が充実しているため、主要な観光地へのアクセスが容易です。特にハロン湾やフエ、ホイアンといった人気の観光地へも直通のツアーやバスが運行されています。
また、ハノイ自体が豊かな歴史を持つ都市で、観光客が楽しめるスポットも多いです。
ホアンキエム湖や旧市街、歴史博物館などを観光しながら、旅の拠点として利用するとよいでしょう。
ハノイからはハロン湾やニンビンなどの世界遺産へ日帰り旅行も可能で、効率的にベトナム全土を巡ることができます。
さっそく次からは、ベトナムにある8つの世界遺産の見どころやベストシーズンなどを紹介します。
【自然遺産】ハロン湾
ハロン湾は、1994年と2000年の2回に渡りユネスコの世界自然遺産に登録された観光地です。
特徴 | 「海の桂林」と呼ばれる、ベトナムきっての景勝地 |
アクセス | ハノイからバスや車で2~4時間。ホーチミン市からは直行便が出ており、約2時間で到着 |
見どころ | 海全体の景色はもちろん「ティエンクン洞窟」や「スンソット洞窟」などの内部も見学できる。手漕ぎボートで「水上生活村跡地」への見学もおすすめ |
ハロン湾は約2000もの奇岩や小島が点在し、エメラルドグリーンの海と組み合わせて幻想的な景観を作り出しています。その地形の独特さや美しさだけでなく、豊かな生態系も魅力の一つです。
ハロン湾のクルーズ体験
ハロン湾観光のメインはクルーズ船です。大小さまざまなツアーがあり、日帰りから数泊のツアーまで選ぶことができます。
クルーズでは湾内の美しい景観をゆったりと楽しむだけでなく、大小さまざまな鍾乳洞や村などに立ち寄ります。またサンセットクルーズは夕日に染まるハロン湾の幻想的な景色を堪能できるため、人気が高いです。
クルーズ船内ではシーフード料理を楽しむことができ、ベトナムの新鮮な海の幸を満喫できます。アクティブプログラムも豊富に用意されており、カヤックで島々を巡ったり、シュノーケリングで海を探検するオプションもあります。
贅沢に時間を過ごしたい方は、クルーズ船での宿泊もおすすめです。ハロン湾のクルーズツアーに関しては、詳しくはこちらの情報を参考にしてください。
【ベトナム・ハノイ旅行特集】お得に楽しむ!現地発着ハノイ旅行のおすすめツアー!
ハロン湾へのアクセス、ベストシーズンは?
ハロン湾へはハノイからのアクセスが一般的です。ハノイから車で約3~4時間かかります。多くの観光客はハノイからのツアーバスを利用し、日帰りまたは宿泊のクルーズに参加します。
そしてハロン湾のベストシーズンは2つあります。
まず、ハロン湾で 泳ぐなら5~6月がベストシーズンです。そしてゆっくり観光したいのなら晴天の多い10月下旬〜11月もベストシーズンです。
5~6月はハロン湾の乾季であり、気温が高く海水温も温かいため、海で泳ぐのに最適です。10月下旬〜11月も穏やかで過ごしやすいです。泳ぐには少し肌寒いですが、雨の心配なくクルーズ船でのツアーやカヤックなどのアクティビティを存分に楽しめます。
ハロン湾のベストシーズンは?季節ごとに見たハロン湾おすすめ観光名所も紹介
【自然遺産】フォンニャケバン国立公園
フォンニャケバン国立公園は、2003年と2015年の2度に渡ってユネスコの世界自然遺産に登録された雄大な公園です。
特徴 | 大小さまざまな洞窟が300以上存在する国立公園 |
アクセス | フエから車で3時間半でドンホイヘ。ドンホイから車で1時間で国立公園到着 |
見どころ | 世界一の大きさを誇るソンドン洞窟、94%を原生林が覆う大自然 |
フォンニャケバン国立公園はアジア最古のカルスト地形が広がり、巨大な洞窟群が存在します。
洞窟の総延長は未だ解明されておらず、中には世界最大級の洞窟である「ソンドン洞窟」も含まれています。カルスト地形の独特な景観と、多彩な洞窟が織りなす景色は訪れる者を圧倒します。探検心をくすぐられる自然愛好家にとって必見のスポットです。
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フォンニャケバンの洞窟探検
フォンニャケバンの観光では洞窟探検が最も人気です。
フォンニャケバン国立公園には300以上の洞窟が存在しますが、実際に一般の人が自由に入れる洞窟はごく一部に限られています。自由に訪れることができる洞窟は4つのみで、それ以外の洞窟はツアーに参加しないと行くことができません。
ツアーは日帰りのものから最長6泊までのツアーがあり、一部では洞窟内に宿泊するアドベンチャーツアーも提供されています。まだまだ整備されておらず足元が悪い場所ではあるものの、本物の自然に触れたい方にはピッタリの場所です。
フォンニャケバンへのツアー詳細については、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
【ベトナム・フエ旅行特集】安全に効率よく!現地フエ発着のおすすめツアー!
フォンニャケバンへのアクセス、ベストシーズンは?
フォンニャケバン国立公園へのアクセスは、まずフエから車で3時間半ほどかけてドンホイの村へ向かいます。その後ドンホイから車で1時間ほどで国立公園に到着します。ハノイから飛行機で行く方法もありますが、意外と時間が掛かります。
ベストシーズンは5月から9月の乾季で、この時期は洞窟探検や自然の美しさを存分に楽しめるでしょう。
反対に10月~12月頃の雨期は水面が上昇するため、洞窟探検ツアーは開催されていません。旅行の際は天気に留意が必要です。
【文化遺産】古都ホイアン
ホイアンは1999年にユネスコの世界文化遺産に登録された歴史的な町です。
特徴 | ノスタルジックな古い町並みが有名 |
アクセス | ダナン国際空港〜ホイアンへのシャトルバスが運行されている。所要時間は約1時間15分 |
見どころ | 旧市街地は徒歩で散策できる日本橋からチャンフー通り、中華会館、福祉会館など |
ホイアンは16世紀から17世紀にかけて国際的な貿易港として栄えました。中国や日本をはじめ多くの国々の文化が混ざり合った街並みが残っています。特にランタンで彩られた夜のホイアンは幻想的で、写真撮影にも最適です。
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ホイアンの夜市とランタンフェスティバル
ホイアンは昼間の散策も楽しめますが、夜になると幻想的な雰囲気になります。ホイアンの夜市は毎晩開催され、賑やかな雰囲気の中で地元の食べ物や工芸品が楽しめます。
また毎月旧暦の14日に開催される「ランタン祭り」も話題です。この日は街全体の照明が消され、幻想的なランタンの光だけで包まれます。
ランタン祭りでは伝統的な歌や舞踊のパフォーマンスも行われ、トゥボン川では灯籠流しが行われます。訪れる観光客にとっては、忘れられない1日になるでしょう。
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ホイアンへのアクセス、ベストシーズンは?
ホイアンへのアクセスは、ダナン国際空港から出ているホイアンへのシャトルバスを乗るのが便利です。タクシーでも移動できますが、バスの方が価格が安く、所要時間も約1時間15分程度です。
ホイアンのベストシーズンは、乾季にあたる2月から4月です。この時期は雨が少なく湿度も低いため、散策を快適に楽しめるでしょう。
一方で、ホイアンは洪水が多発する地域でもあります。特に9月から11月の雨季はトゥボン川が増水し、台風が重なると旧市街地の1階部分が浸水することもあります。そのため、雨季にホイアンを訪れるのは避けた方が無難です。
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【文化遺産】フエの建造物群
フエの建造物群は、ベトナムの中部に位置する古都フエにあります。1993年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
特徴 | 伝統的なベトナムの建築様式と、中国やフランスなどの影響を受けたデザインが融合している建造物 |
アクセス | ホーチミンより飛行機で約1時間30分ハノイより飛行機で約1時間15分 |
見どころ | 王宮周辺には壁や堀、壮大な門、寺院や庭園が美しく配置されており、かつての王朝の繁栄が分かる |
フエはベトナムの中でも歴史ある建造物が多く、ハリウッド大作映画の舞台でも登場することが多いです。
フエの魅力は歴史と建築の融合
フエは1802年から1945年までのグエン朝の首都であり、ベトナム最後の王朝時代の重要な歴史的遺産が集まっています。フエの建造物群には、皇帝の居住空間であるフエ王宮(大内)、歴代皇帝の墓、寺院などが含まれます。
まずフエに訪れたならグエン朝王宮は必見です。王宮はフエの中心に位置し、フエを代表する有名な建造物です。1巨大な城壁と堀に囲まれており、まるで小さな都市のような広大な敷地を持ちます。グエン朝王宮は1日かけてまわると良いでしょう。その際露出した服装は禁止です。
この他にもフエの郊外にはミンマン帝陵やドンカイン帝陵があり、いずれも手の込んだ装飾や自然との調和には、目を見張る美しさがあります。
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フエのアクセス、ベストシーズンは?
フエは日本から直行便は出ておらず、ホーチミン市もしくはハノイから飛行機を乗り継いでいきます。
ホーチミン市からフエへの便は毎日多数運航されており、所要時間は約1時間半です。また、ハノイからは毎日3便のフエ行きフライトがあり、飛行時間は約1時間15分です。
フエを訪れるのに最適な時期は2月から4月、そして9月から11月の乾季です。この時期は穏やかな気候で、快適に観光を楽しめます。しかし、9月から11月は雨季でもあり、フエでは数年に一度大規模な洪水が発生することがあるため、十分な注意が必要です。
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【文化遺産】ミーソン聖域
ミーソン聖域は、1999年にユネスコの世界遺産に登録された遺跡です。
特徴 | チャンパ王国の宗教的中心地であり、インド文化とベトナム独自の要素が融合した建築スタイルが特徴 |
アクセス | ダナンから車で約1時間40分 |
見どころ | 遺跡群の中にある、数世紀にわたり使われていた神殿 |
ミーソン遺跡はチャンパ王国の遺跡で、ヒンドゥー教文化の象徴ともいわれています。インド文化とベトナム固有文化が交錯した貴重な歴史的エリアであり、訪れるだけでも古来にタイムスリップしたかのような気分になれます。
ミーソン聖域の神秘的な遺跡群
ミーソン聖域は、1970年代のベトナム戦争で甚大な被害を受けました。その後ユネスコの支援によって修復が進み、現在も多くの建物が残されています。
広大なミーソン遺跡は、エリアがAからHまで分かれており、それぞれの見どころを自分のペースで回るのが良いでしょう。特に朝早くに訪れると、静寂の中で神秘的な雰囲気を味わうことができます。
グループCとDのエリアには、一部の建築物が彫刻展示室としても使われています。展示品はランダムに配置されていますが、いずれも一級品の芸術作品です。ぜひ間近でその美しさを堪能してください。
ミーソン聖域の見学はツアーを利用したほうがお得で効率的にまわれます。ツアー詳細についてはぜひ以下の記事を参考にしてください。
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ミーソン聖域のアクセス、ベストシーズンは?
ミーソン聖域へのアクセスは、ダナン市内から車で約1時間半、古都ホイアンからは車でおよそ70分です。
広大なミーソン聖域に到着しても、すぐに見学が始まるわけではありません。
まずチケット売り場で入場券を購入し、その後待機している電気カーに乗って遺跡の手前の駐車場まで向かいます。そこからさらに徒歩で約10分歩いて、ようやく遺跡に到着します。
ミーソン聖域を訪れるベストシーズンは、乾季にあたる3月から5月です。
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【文化遺産】ハノイ-タンロン王城遺跡中心地区
2010年登録。ベトナム王朝時代の政治と文化の中心地。
タンロン王城遺跡は、2010年ベトナムで6か所目のユネスコ世界遺産に登録された遺跡です。
特徴 | ベトナムの王朝時代を象徴する建築群。中国やフランスの影響を受けた建築スタイルも見られる |
アクセス | ハノイの旧市街地西側に位置しており、ハノイ観光のついでにタクシーやバスでアクセスできる |
見どころ | 栄華をきわめたタンロンの歴史ある建造物 |
タンロン王城は、11~19世紀に栄えたベトナム王朝の城があります。ベトナムの歴史的・文化的中心地で、ベトナムの王朝時代を象徴する建築群が含まれています。
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タンロン王城の発掘された歴史
タンロン遺跡はかつて軍の管理下にあり、一般の人々は立ち入ることができませんでした。しかし、2005年に発掘調査が終了した後、一部のエリアが一般公開されるようになりました。
現在でも見学できる場所がありますが、再調査や発掘作業のために入場制限が行われることがあります。そのため、訪れる際には、遺跡への入場可否を旅行会社などで確認することをおすすめします。
この遺跡では、中国やフランスの影響を受けた建築スタイルが見られ、ベトナムの歴史的発展を物語る貴重な文化遺産となっています。
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タンロン王城へのアクセス、ベストシーズンは?
ハノイ市内中心部から簡単にアクセスできるタンロン王城は、観光ルートにも組み込みやすい立地です。バスやタクシーを利用して約10〜15分で到着でき、周辺にはカフェやレストランも多く、観光の拠点として最適です。
ベストシーズンは、気候が穏やかな10月から12月の乾季です。この時期は気温が比較的涼しく、春に当たる3〜4月も快適に観光を楽しめます。
反対にハノイの雨季は5月から9月にかけてです。猛暑で激しいスコールがあるため、この時期の訪問は注意が必要です。
ダナンのベストシーズンは?季節ごとに見たダナン旅行のポイントを紹介
【文化遺産】ホー王朝の城塞
特徴 | 短命な王朝の象徴 |
アクセス | ハノイ中心部から車で3時間ほど |
見どころ | 中華文化の影響を受けた遺跡 |
ホー王朝の城塞は、1400年にホー王朝が築いたベトナムの歴史的な要塞です。ホー朝はたった7年の短命な王朝でしたが、石を使用して建設されたこの城塞はその技術的な巧みさと規模で注目を集めています。
中国文化や儒教思想の影響を強く受けた建築スタイルが特徴で、当時のベトナムの政治的、軍事的な力を象徴する遺跡です。
ホー王朝城塞の独自の魅力
ホー王朝の城塞は、中華思想と儒教文化を反映した建築スタイルが特徴です。
特に中国の軍事要塞技術を取り入れた設計は、堅牢で効率的な防御構造を備えており、その後のベトナム建築にも大きな影響を与えました。
城塞の壮大さは、当時のベトナムの軍事的な野心と文化的な影響力を示しています。城塞は短命ながらもホー王朝の歴史的重要性を物語っています。
ホー王朝のアクセス、ベストシーズンは?
ホー王朝の城塞へのアクセスは、ハノイの中心部から車で約3時間です。
アクセスの良い場所ではないものの、ハノイから車で移動する際にはこれぞベトナムという美しい田園風景が望めます。
訪れるのに最適な時期は、ハノイの気候が比較的穏やかな10月から4月の乾季です。
この期間は雨が少なく、快適に観光を楽しむことができます。特にホー王朝の城塞は外から城門を眺めるのがメインになるので、天気の良い日を狙ったほうが良いでしょう。
ホー王朝のあるベトナム北部の詳しい天候については、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
ベトナム北部の気候を徹底解説!|服装やおすすめシーズンも紹介
【複合遺産】チャン・アン複合景観
チャン・アン複合景観は、自然と文化が融合した世界複合遺産です。比較的最近である2014に世界遺産に登録されました。
特徴 | 自然と文化が融合した、ベトナム随一の複合遺産 |
アクセス | ハノイから車で約2時間 |
見どころ | 石灰岩の山々や洞窟、河川が織りなす雄大な景観 |
チャン・アン複合景観は、河川が織りなす雄大な景観が見事です。またかつてのディン王朝やレ王朝の首都があった地域でもあります。
古代の遺跡が多く残り、考古学的にも重要な場所です。
チャンアンの自然美と古代の痕跡
チャン・アン複合景観は大きく分けて3つの見どころがあります。
チャン・アン渓谷: 雄大な石灰岩の山々と川が織りなす景観。ボートツアーで洞窟を巡り、自然の美しさを満喫できます。
古都ホアルー: チャン・アンの近くに位置し、かつてのディン朝とレ朝の首都だった場所。歴史的な建物や寺院が残されています。
ビックドン寺院: 山の中腹に位置する古い仏教寺院で、絶景を望むことができます。
見どころの多いチャン・アン複合景観は、ツアーを組んで効率よく巡りましょう。チャン・アン複合景観のツアーに関しては以下の記事で詳しく紹介しています。
【ベトナム・ハノイ旅行特集】お得に楽しむ!現地発着ハノイ旅行のおすすめツアー!
チャン・アン複合景観のアクセス、ベストシーズンは?
チャン・アン複合景観へのアクセスは、ハノイから車で約2時間のニンビン省にあります。見どころの多いエリアなので、ニンビンに1泊して複合景観をしっかり楽しむと良いでしょう。
ベストシーズンは、乾季にあたる10月から4月です。特に11~3月は気候が穏やかで景色が一層美しく、快適にボートツアーを楽しむことができます。
反対に雨季の7月から10月はニンビン省で台風被害が多発するシーズンです。川の増水や強い雨が続くことがあるため、観光には注意が必要です。
ベトナムの世界遺産で楽しめるおすすめグルメを紹介
世界遺産は、その美しい景観だけを楽しむのではもったいないです。ぜひ世界遺産の現地を訪れたらそのエリア近辺にある美味しいグルメを堪能しましょう。
世界遺産 | 名物料理名 | 特徴 |
---|---|---|
ハロン湾 | カブトガニを使った高級料理 | 蒸し料理や卵和えなど。コース料理で提供されることが多い |
フォンニャケバン国立公園 | ポーク名物料理 | 豚肉のグリルやステーキなど |
古都ホイアン | カオラウ | チャーシューや野菜がトッピングされた甘みのあるうどん |
フエの建造物群 | フエ宮廷料理 | 皇帝や皇族が食してきた料理、コース予約をしよう |
ミーソン聖域 | ミークアン | きしめんのような麺で、魚介類や野菜がトッピングされる。祝い事にもよく食べられる |
ハノイ-タンロン王城遺跡中心地区 | 本場のフォー | 牛肉や鶏肉をベースにしたスープに、幅広の米麺を使った麺料理 |
ホー王朝の城塞 | チャートム | エビと肉をすりつぶし、ライスペーパーで包んで焼いたもの |
チャン・アン複合景観 | ヤギ肉料理 | ヤギ肉のグリルやスープなど |
食事をする際には時に注意点やルールもあります。ベトナム旅行に関する注意点につていは以下の記事を参考にしてください。
まとめ:ベトナムの世界遺産を訪れよう
ベトナムは見どころの多い国です。その中でもベトナムにある世界遺産は日本にはない魅力があります。
ベトナムの世界遺産は歴史を深く学びながら、美しい自然の中で心を癒すことができます。歴史的背景や文化的意義を理解することで、これらの遺産がいかにして今もなお生き続けているのかを実感できるでしょう。
ベトナム旅行にお越しの際は、ぜひ今回紹介した世界遺産を訪れ、ベトナムの魅力を思う存分堪能してください。